花の里日記 2014.7.27 233 日曜日 (曇り) 酷暑の中 今朝早くに梅雨明けして初めて雨が降ったのだが、もう太陽が出て暑くむしむしとしている。 今日は別に用事もないのでそれでは花の里と山に行こうと思い立ち、朝の討論番組もなんとなく面白くないので出かけた。 花の里に行って見ると快晴で北からの風が吹いて気温は26度。 この所30度以上の気温の場所で作業していたので、ここがとても涼しく感じる。 梅雨時期と夏の花が混在して花の里は賑やかで満艦飾。 大葉擬宝珠(おおばぎぼうし)の薄水色の花の穂の集団が涼しそうに咲いている。 植えた場所は粘質土で下が硬く水抜けが悪いのでかえってこのギボウシには都合が良いのだろう。 株を増やしており、種でも繁殖し始めている。 小葉ぎぼうしはそこそこに小型の薄紫色の花穂を出していて株数は少ない。 湿地の好きな花なのでこれくらいかも。 下の花畑には花魁草(おいらんそう)の白やピンク、赤の花が色鮮やかに咲き良い香りをさせる。 また半夏生(はんげしょう)は上部の白い葉と白い花も盛りだ。 鮮血色をした真紅のクロコスミア(ルシファー)が見事に咲いている。 オレンジ色の原種のクロコスミアは分球が進み過ぎたのか花が少なくなってしまった。 それで最近は抜いてこの株を減らしている。 ホリホック(たちあおい)の花はほとんど咲き進みパラパラとだが美しくピンクや赤のハイビスカスみたいのを咲かせている。 フィソステギア(はなとらのお)の白い株の軍団も見事に開花。 ピンクのフィソステギアはまだ蕾でもう少しあとに咲くのだ。 背が高いので周辺の植えている花笠菊(おおはんごんそう)はこれも見事に千重の黄色い花をつけて回りを飾ってくれている。 西洋のこぎり草(ヤロウ)もまだ咲いているのがあり白やピンク色を低めに見せている。 五月雨桔梗(さみだれききょう)も雨後なのか色も鮮明で青紫の集団となっている。 内田ヒマワリの一重の黄色な花もまだ上を向いて開花中。 藪甘草(やぶかんぞう)の薄オレンジ色の花もそこそこ花茎を伸ばせて植え込みの中から花を咲かせている。 紫色のブットレアも道沿いに繁殖してこれも元気に開花を初めている。 これは種で繁殖してほんの狭い割れ目でも生えてくる。 草地化した別荘地に昔花壇にしてたから、その名残で、グラジオラスのオレンジの花が沢山咲いている。 これは原種に近い小輪性のものなので野生化しているのだ。 それとルドベッキアの黄色の花も集団化して咲いている。 野生種のルドベッキア(一重のおおはんごんそう)も付近の法面に咲いている。 またアメリカ菊(ボルトニア)の水色の優しい花もあちこちに増えて咲き始めた。 小鬼百合の軍団は今は蕾で花茎を伸ばしている最中だ。 秋の七草のおみなえしも繁殖して咲いている。 ルドベッキアやおみなえしは草丈が1mまででまっすぐ伸びて開花している。 ここは日当たり地だし乾燥気味なので環境が合うのだろう。 他には河原なでしこのピンクの花も見えるが、これは繁殖力が弱いのか他の花の隙間にぱらぱら咲いている。 逆光で写したのでうまく写ってないが草原の感じはわかるはず 木の花ではムクゲの白や濃いピンクの花が枝先に賑やかに咲いている。 これはやはり夏の花で暑くならないと咲かない花。 一度ここに芙蓉(ふよう)を植えて次の年に見事に咲いたのだが寒い年に枯れてしまい駄目にした記憶がある。 他には藪手毬の赤い実が見事になり、まるで赤い花が咲いたよう。 臭木(くさぎ)の花はまだ蕾で咲き始めだ。 今年はここのネムの花は不作の年なのか花をあまり見せない。 午前中は花の里で花をしっかり楽しんで休憩をしていた。 それからここの法面や道に生えた雑草の茂みを草刈り機で綺麗にして一応花壇らしくしてから山へと向かった。 山は台風が来たとき道に枯れ枝を沢山吹き落したのだろう。 枯れ枝が散乱していたのでそれを取り除き山の上部に行ってみた。 栗の木の大木に作られた青ゲラの丸い巣穴はそこへの産卵を放棄したのか鳥は見られずにそこに大きなキノコは生えていた。 道沿いにはリョウブの白い花が咲いて優しい香りがしていた。 山の今は緑が濃くて木の花は少ない時期である。 他には糊空木の同じく白い花が咲いていた。 山は鶯が鳴きまたホトトギスの声もしていた。 ホーホーと言う山の鳩の声もする。 山の野草園は次へ続く 日記前のページへ 日記次のページへ 日記の最初の目次ページへ 花図鑑ホーム |
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