ねむのき

ねむのき(合歓)Albizzia julibrissin
【まめ科ねむのき属】分布 本州以南

6~7月に蒸し暑くなってくると咲いてくる 初夏の花だ
花は夕方開花するので朝が見ごろだ
日当たりの良い周りに木の無い開けた湿潤地を好む
比較的に芽の出が遅い  夜は葉を閉じるのでねむと呼ぶ
10mになる落葉高木  やせ地にも育つ 木全体の写真
朝や夕方には良い香りがする    庭木にもなる 大画像2
 ねむの木と言えば、ねむの木学園を創設した宮城マリ子を思い出す
 彼女には、へたな文化人よりも文化勲章をあげたい
 葉に触れると葉が閉じる一年草の御辞儀草が同科にある
   象潟や 雨に西施が ねぶの花   芭蕉
    (きさかた)  (せいし)

象潟(きさかた)・・・日本海に面した秋田県南西端の土地。
           昔は八十八潟、九十九島の景勝地で
           あったが地震で陸地になってしまった。
西施(せいし)・・・ 中国の美人。呉に敗れた越王勾践は
           呉王夫差に西施を献上し、夫差がその
           容色に溺れた隙をねらい呉を滅ぼした。


利用:庭木         仲間に園芸用の緋合歓がある

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