私の花図鑑          花の里日記  2019.8.24   408


          土曜日  (曇り)  秋の始まり

 今日は半曇り。
天気予報でも停滞前線は太平洋側に下がり雨は降りそうにない。
私の希望的な感想でもあるが。
早めに支度をして今日は少し遠回りをして太田川沿いを走った。
相変わらず太田川沿いの道を走ると山ばかりでなく田舎家や田園があり落ち着く。
それと太田川の清流のオゾンの影響だろうか、なかなか気分が良い。
町の車の混んだ信号だらけの感じとは大違い。
もう稲は穂を垂れて黄金色になった田もあり風景も風情がある。
途中道の駅がありいつも野菜を買うのだがついでに鮎の塩焼きをしているので
昼食用にと一匹買った。
まだ完全には焼けてはいなかったがなんとか分けて呉れたのだ。
その鮎は前の川で取れた天然物で姿も良い。
ここの野菜は新鮮で価格も安い。
弁当はまだ朝早いので出来ていなかったので近くのスーパーに行き買ったのだ。
田舎の店の店員さんはのんびりしていて優しい。
スーパーはここしかない感じである。
新鮮な出来たちの弁当であった。

 山では進入路の草刈りとまた別荘地の下の部分の林の手入れをしていた。
気温は25度以下で暑さを忘れる。
また林の中の小鳥たちが気分が良いのか合唱して鳴いて呉れていた。
鳥たちにとっても今年の暑い夏は大変であったのだろう。
行く道のススキはようやく穂を出して呉れていてさすがに秋らしく感じた。
林の中では深山ママコナの集団が薄ピンクの花を咲かせ始めた。
作業をしていても汗があまり出なくてつい作業を長くしてしまった一日であった。
鮎は昼に少し食べ、夕方に花の里で残りを食べてとても美味しかった。
花の里はまだ花魁草(おいらんそう)が賑やかに咲いている。
相変わらずヒヨドリや目白の集団が前の水木の木に沢山来て賑やかだった。

 
 花の里の草原でオミナエシの黄色の花の中に咲くアメリカ菊
  左上の黒い実はルピナス   ピンクの小さな花はイヌゴマ


 事務所に帰って庭を見るとジンジャーの白い花が咲いていた。
早速、山の冷たい水を温めて紅茶をつくり花を浮かべてジンジャーティーを飲んだ。
ついでに菓子を添えて。
最高の味と香りの紅茶であった。
いま庭のオシロイバナも夕方には満開で黄色と赤の花が見事。
今日は夏の終わりを感じた最高の一日であった。
そういえば昨日が処暑であったのだ。


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