私の花図鑑          花の里日記  2019.1.15   №386


              火曜日  (曇りのち晴れ)  暖冬

 昨日は晴れ模様であったが、午前中に急用が出来てしまい作業の現場には行けなかった。
それで昼からはこの所、暖かめであったので山の別荘地も雪が融けたかなと思い出かけた。
それと言うのも事務所の近所で梅の花が咲いたのを見たからである。
そう言えば周防大島の整備している民家でも梅の花がほころびだしていたのだ。
それと島の房咲水仙も満開模様であった。
今年は例年より半月は花が早めである。
山に向かうと峠ではまだ道傍に雪のかたまりがある。
あれあれと思いながら山の別荘地の進入路を上がり始めると雪が全面に10cm程度まだある。
そこの部分は南側が斜面で、道より高くて木も茂っていて南からの日当たりが悪いのだ。
私の車は前輪駆動で4wdでは無い。
残念ながら引き返して花の里に行った。
こちらでは雪が融けていて部分的に北側の所に落ちた雪がある位。
標高がたった150m位の差であるが積雪の違いは大きかった。
周りの山も上部は真っ白の雪が積もっていて、まさに真冬の感がある。
スキー場も休日の為か賑わっている。
そんな風景を見ながら給水のバルブを開き、風呂に湯を入れて部屋を暖房し始めた。
ここの室温は5度であった。
この日は寒風が吹かなかったので太陽が顔を見せなくても楽であった。
さすがに西中国山地なのか空は曇って青空はほとんど見えない。
まあ休日であるのでのんびりラドンの湯を楽しみ、コーヒーを沸かして飲んでいた。
水も軟水の天然水であるので美味しい。
そう言えば来る時に2か所程、日帰り温泉があったが車で一杯であった。
私はここの管理棟があるので気楽にこれたのである。

 帰りは西回りでのんびりナベツルでも見に柳井方面に行きたかったのだが残り時間が少ない為、
北の太田川経由で帰ってみた。
こちらは川と山に挟まれた里山と古い民家があり走っていても気分が良い。
民家は最近の白いタイル張りみたいな洋風の家はまるで無くて土と木と瓦で出来た昭和の日本家屋。
空家もほどほどにあり、なかなか風情がある。
ここでも庭に咲いた白梅を見つけた。
川は中に転がってある大きな石たちや広い土手の枯れた草原も冬らしくてさすが1月。
こんな風景を見ていると私はまるで西行みたいに日本中をのんびり回りたい気分になってくるのだ。

 周防大島には11日から13日まで民家と国道そばの丘の別荘地の整備に行っていた。
民家は室内の掃除を簡単ではあるがなんとか終えた。
近所の蜜柑農家のおばさんから蜜柑を分けて貰い沢山持ち帰ったのである。
蜜柑は毎日食べていると健康に良いとテレビで放送していた。
でこれ幸いと毎日持ち帰った蜜柑を食べている。
これも役得であろうか。
島の南側を走っているとあちこちの民家の庭に植えてあるアロエの大株が沢山赤い花を咲かせていた。
私もアロエを植えているのだが手はかからなくて薬草にもなるのだ。
但し寒さに弱いのが欠点であるのだ。



また山傍に野生で生えている八手の木の白い花が見事に咲いていて、八手を見直した。
行った丘の別荘地ではこの八手の花は見事に野鳥たちに食べられていた。
ここではようやくこの日すべての山桜の大木に燐酸の肥料を施させてもらった。
これで来る春に期待である。
3日程周防大島に来ていたのだが、温暖でそれと現場がどちらも南向きの土地だったので全然、
寒さを感じなかった。
それで毎年行っている鹿児島を思い出し、今年も近いうちに出かけてみたいと思った。
こんな正月明けの私の暮らしである。  参考で 開聞岳


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