私の花図鑑          花の里日記  2019.1.5   385


              土曜日  (曇りのち晴れ)  正月休み

 3日の日だが晴れていて気温も高め。
この辺りの山は雪も完全に融けている。
それならと山の別荘地に行ってみた。
まだ田舎のガソリンスタンドは休み。
さすがに正月。
山間部に入って行くと道の雪や氷は無いのだが林の中に白い雪がぼちぼち見える。
吉和に近づくと20cm位の積雪があった。
道だけは除雪されていて雪は無いのだが。
山の別荘地に行くと、もう道まで雪がありスノータイヤでも登るのは無理みたい。
それは道路の勾配がきつい為である。
しょうがないので花の里へ行くと駐車場には道路の除雪した雪のかたまりが積雪した
上にあって車も止められない。
それは氷の塊みたいになっているのだ。
まず管理棟の前の駐車場の雪掻きを始めたのだ。
石油暖房機をつけて部屋を暖めながらなんとか除雪を終えた。
まだ20cm程度だから良いけれど40cm以上になったら雪掻きしないで帰る所であった。
天気は良いのだが積もった雪は融けようともしない。
気温が低いからであろう。
まず水道のバルブを開けて水を出した。
それからゆっくり昔のテープ音楽を聴きながら雪景色を楽しんだ。
窓から見えるスキー場には滑っている黒いスキーヤーの人影が沢山見える。
それから風呂に湯を入れてのんびりと入浴した。
気温が低いせいか浴室の窓ガラスはすぐに曇って白くなり景色は見えなくなる。
窓を開けると気温が一度に下がるので窓もあけられもしない。
まあこうして一人、のんびりラドン湯に入浴出来るのもリゾート関係の仕事をしている
役得だなと思った。
もう山の別荘地には春の雪解けを待たないと行けそうに無いと思った。
しっかり湯で温まって帰り道に着いたのだが走っていて杉と桧の林の上にはまるで白い
花が咲いたように丸い大き目の雪玉が沢山あってなにやら美しい。
よく見ればこんな風景もあるのだなと初めて思ったのだ。
    


一つ思い出した事があり今年の冬は吉和に行く国道沿いにイイギリが見事にあちこちで実っている。
又山陽道の高速道沿いにも玉水木の赤い実が見えて美しい。
実のなる時期がこの二種は似ていて混同しそう。

 4日と5日は曇りのち晴れの天気で暖かかった。
それで周防大島の民家と別荘地の丘の整備に出かけた。
さすがに瀬戸内海の中央部だけに温暖である。
正月休みのせいかバイクやサイクリングの人たちも多い。
動くと汗がにじみ出る。
上着をぬいで作業していた。
民家では家の周りの整備を終えたので、そろそろ室内の整備を始めないといけない。
かなり手間がかかるであろうと思った。
別荘地の丘では相変わらず山桜の大木に肥料散布をして林の中の木々の手入れ。
ここの常緑樹は中に立ち枯れた木が、わりにある。
去年の異常気象のせいかも知れないが。
こんな木を丘の整備で切っているとやけに重たい。
年輪が密で土地が乾燥しやすくて大きくなるのには長い年月がかかっているのだろう。
いつも行っている吉和の寒冷地の木とは大違いである。
作業に疲れると木々の間から垣間見る内海の青い海を眺めて悦にいっている私。
遠く広島方面も眺めやる。
ここからは山があって四国は見えないのだが温暖地の山もそれなりに風情がある。
下の国道を通る車も多い。
町は家並みが遠く小さく見えてこれも風情がある。
そうそう。
一度海の岩牡蠣を採りその殻付き牡蠣を焼いて食べたり、また釣った魚をも簡易に
調理して食べて見たりしてキャンプしてみたくなったのだ。
ここから島の日帰り温泉は近いのだ。


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