私の花図鑑          花の里日記  2022.9.18   472


          日曜日  (曇りのち雨)  異常な夏


 今朝は起きたら曇り。
天気予報では昼から雨だと言う事なので事務所にいる。
今、鹿児島方面では凄い台風が来て強風が吹き、大雨である。
明日にはこちらへ来そうなので心配。
対策は私なりにしたつもりなのだが。
今、窓の外の庭にはジンジャーの白い花と黄花コスモスが満開で咲いている。
オシロイバナの黄色と赤の花はまだ咲いているのだがもう終わりそう。
大きめの花が夕方に咲いて綺麗であった。

 昨日は山の別荘地の道を綺麗にしていた。
数日前に大風が吹いて枯れ枝が道に一杯落ちている。
これを林の中の坂の斜面において中を歩きやすいように並べて整理する。
落ち葉などはブロワーで吹き飛ばし林内に戻している。
側溝の中に落ちた落ち葉が沢山たまり、腐葉土となっている。
これを集めて好きな木に入れてやったり、また持ち帰り園芸用に利用している。
これまでの温暖化で林の落ち葉は倍くらいに増えていて、花の里の別荘地に持ち帰り
花壇に入れてやると花の里の花はもっと見事に咲くだろうとは思うのだが私には無理。
花の里は木の里になりかけていて、賑やかに茂り野鳥が沢山飛び回る。
そう言えば山の別荘地も、今は緑が一杯でまるで熱帯の林のようでいまでも沢山の
小鳥たちが飛び回りさえずって賑やか。
まだセミまで鳴いている始末である。
もう季節的には秋なのだが・・・どうなる事やら。
ここの咲いている野草では赤い水引、黄色の金水引が対象的に元気に咲いている。
またツリフネソウの赤紫の花も例年より大きく見事に地面を覆って咲いている。

 今年の夏は太陽も水も豊富で木々や野草は葉の数も多く盛大に茂って異常であった。
花々は普段の2倍位花をつけて見事である。
ボタンヅルやヤクシソウのつる性の白い花が他の木の上部を覆いつくして綺麗。
また高砂百合が道路周りの斜面地をこれもまた覆って見事に咲いた。
道路の斜面は急でイノシシ等は球根を食べようと思っても入れない場所である。
もう一つ、イタドリの白い花も長い枝を覆うように花を咲かせている。
いよいよ日本も亜熱帯になったようである。
これで寒波も来なければ楽なのだがそうも行かないのだ。

 今年は野生動物を良く見かけるようになった。
多く繁殖もしているよう。
こちらの花の里やら山の別荘ではイノシシの子供(瓜ぼう)を単独で良く見かける。
繁殖しすぎで親と離れるのであろうか、一匹だけである。
見ていてふと可哀そうに思うのだが、彼らが人の領域を犯して田畑を荒らすと大変。
見つければ彼らを殺したくなる気持ちもわかる。
私の花の里でも小鬼百合が原野に大繁殖したとき彼らが来て穴を掘り、球根を食べ
つくし、地面をぐちゃぐちゃに荒らし、今でも来て時々大穴を掘り遊んでいるのだ。
それでイノシシ対策の防護網を設置しないといけなくなったのである。

 今、県北の八幡湿原では夏の花と秋の花が見事に咲いて美しい。
また数日中に見に行きたいと思っている私である。


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