花の里日記　　2023.4.21 　　　№478 　　　　　　　　　　金曜日　 （晴れ）　　びっくり 　今日はなにか中国から黄砂の風が吹いてきたようで空が曇った感じですっきり晴れない。 しかし気温は安定していて、寒くもないし暑くもない日である。 最近、何かバタバタとする事が多くてようやく呑気な日になったと思い、山の別荘地に出かけた。 行く道では里山の桜は終わったのであるが霞桜が交代で今年は綺麗に咲いている。 今年はどの花も綺麗に咲いてくれて嬉しい年だと思う。 また他には白いウワミズ桜も見事に花を咲かせていた。 　山の別荘地に行くと道そばの明るい土地に、青い筆リンドウの花が咲いた集団があつてびっくり。 去年はウサギか何かに花を大方食べられて、咲いた筆リンドウがほとんど消滅したのに不思議。 彼らの繁殖力に驚いた。 また同じ色の羅生門葛がこれも集団を作り、前向きにこちらを向いて花を咲かせている。 まだここの別荘地の山は落葉樹ばかりなので地面に十分、太陽光が当たるので芽を出した野草が元気。 元の野草園に行くとピンク色のイカリソウとまた白の鈴振りイカリソウが花盛り。 少し前には高山系のミヤマカタバミが白い花を元気に咲かせていた。 それと野草園のほうはイチリンソウが白い花を咲かせ始め、また湿地にはリュウキンカが見事に育ち 黄金色の花を全体に咲かせている。 この花はイノシシ等害獣には食べられないので安心。 　　　湿地に盛大に育ったリュウキンカ 以前ここに植えたミズバショウはやつらにすぐ食べられてしまっていた。 これからはここの野草園の別の花たちが咲き始めるので楽しみである。 　ここに私が来ると、林の中に落ちている枯れ枝をいつも整理して綺麗にしている。 そうして林の中を歩きやすくして野草たちも育ちやすくしている。 また大きな枯れ木はキツツキたちの餌を作るものなので切らずに残しておく。 今日の山もキツツキたちがコンコンと木を叩く音がしている。 また野鳥たちも来ていて、それぞれに鳴いてくれる。 気持ちの良い林になったのである。 　　　野草園進入路の入り口側を写している　　小葉の三つ葉躑躅や山桜も咲く また大木になり茂り過ぎたシバグリの木は知り合いに頼み切ってもらう。 彼らはそれを山小屋に利用したり、割って焚き木に冬、利用するのである。 いつも大自然の中に包まれて生きている気持ちがしてなかなか快適。 でもやはり動きすぎは体に良くないのでこれだけは注意である。 こんな時は海傍の別荘地に遊びに出かける私ではあるのだ。 　　　吉和の山の別荘地や花の里の別荘地に行く道を変えると美しい景色が見える　　立岩ダムの新緑 　日記前のページへ　日記次のページへ　日記の最初の目次ページへ　花図鑑ホーム