私の花図鑑          花の里日記  2023.4.4
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          火曜日  (晴れ)  那須の与一野


 今日も晴れて気持ちの良い日だ。
暇なので山の別荘地で過ごそうとノンビリと出かけた。
行く道は賑やかに桜咲く太田川沿いを回って行こうと準備して出かけた。
さすがに今日も、川沿いに沢山ある桜並木は満開で薄ピンクの花を咲かせている。



また行く道路の崖面には山吹の真っ黄色の花が集団で咲いている。
おなじく道の斜面には小葉の三葉躑躅が垂れ下がり気味に濃いピンクの花をあちこち咲かせている。
川の石は先の豪雨の濁流に磨かれて真ん丸くて真っ白。
川の水は透明で底まで見え青水色。
周りの山は新緑が始まり、薄いグリーンの若芽や赤い芽やまたその中に山桜が白く咲いていて、
濃いグリーンの常緑樹も混じり総天然色である。
のんびり眺めながら途中で、加計の町のスーパーに立ち寄り昼の弁当を買った。

 それから近くの深山峡と那須の与一野を思い出して道を変えて向かった。
山道ではあるけれど何回か通った道なので安心して走れそう。
最初に深い峡谷の谷や滝を右下に見ながら走ったのであるがそこの滝の多さにはビックリ。
一度滝の中を歩いて下から上まで全部見てみたいなと思ったのである。
曲り道をしばらく登るとすぐに棚田が見えてきて民家もあり綺麗に手入れされていてまたビックリ。



そこの綺麗な棚田をカメラに写して少し上ると峠にきたが、こんな峠でも見事に手入れされていて
棚田や民家もあったのだ。
農地に流れ込む水路もあるのだろう。
こんな山の上の峠でも。
そのあたりの民家や山の周りには吉野桜が植えられていて見事に咲いていた。
ふと思ったのである。
さすが与一野だと。

 峠を下っても棚田と民家群は続いていて、全体にまた手入れよく整備されている。
桜や花なども庭先に植えられておりじつに美しい。
ここは空き家も少なくて綺麗ではある。



地名を見てみると寺領と書いてある。
武士の指示の開拓で整備されたのに寺領とは不思議。
その時代に宗教の元での大目標を掲げたのであろうか。

 桜の花と棚田と民家は続いていて、ようやく那須の与一の墓前まで来た。
ここの近くに与一野の枝垂桜も咲いていて見事。



それからしばらく棚田を見ながら下り、また山中を降りてようやく太田川沿いまで降りたのである。
で戸河内インターまで下り、町を抜けて花の里と山の別荘地に向かったのである。
花の里では黄のレンギョウとピンクの桜が満開。
水仙も全体にあちこち咲いていて賑やか。
そんな感じの良い日で山の別荘地も明るくて、気持ちも良く敷地の整備も出来たのである。

        
与一野桜を見る

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