![]() 土曜日 (晴れ) 猪 今日も晴れて雲一つない暖かい日。 暇なのでのんびりと朝食を済ませ、それから山の別荘地に向かった。 相変わらずドライブ等で都会から来る車やバイクが多い。 道の周りの野山の紅葉は本番で美しい。 走る人たちは見て満足であろうと思う。 これで景気さえ良ければ悩むことは無いのに。 残念。 吉和に行くともう高い山の上部は全部落葉して灰色。 下の落葉樹の部分は赤茶色になって綺麗である。 杉や桧の森林は緑。 山は3色に色分け出来るのだ。 スキー場にはまだ人工雪は見えない。 12月にならないと無理なのであろう。 花の里の宮城野萩は霜かなにかで葉が見事に枯れていた。 ここはもう気温が0度以下になった事もあるのだろう。 山の別荘地ではもうドングリたちの木の葉は散っていて、太陽がサンサンと地面を照らして明るい。 今年のモミジは紅葉の最後の時期に見事に赤くなって、それはモミジ谷になったのかと思う程であったが 今はもうわずかな木がまだ葉を落とさずに赤いだけである。 林の中は明るくて又地面は落ち葉だらけで、歩くのも楽しい。 野草園では紺菊の集団が青い花を咲かせているが、あとの花はまるで無い。 野草の花は見事に終わったのである。 ![]() 今日はのんびり焚火をしていたのだが傍の道端に3か所大きな穴が開いている。 土は掘り返されてまもない感じ。 そこには小さな山芋が生えていたのを私は見ていた。 茂みを作るわけでもなく細い茎がたった一本あっただけ。 気になっていたのだが切らないでいたのである。 ここではもうそんなものしかもう残っていなかった。 こんなものしか無いのにそれを掘って食べていたのだ。 あとの2か所は猪が掘らないように枯れ木を置いたり、鉄のパイプの細いのを刺したりしていた。 そこを猪がミミズを探して掘っていたのである。 で私は枯れ木を元に戻し、また掘られた土をスコップ等で穴へ戻していた。 この辺りの山では今年温暖化の異変で餌の実や野草等が少なかった。 で繁殖して増えた熊や猪、鹿の餌が不足している。 それで彼らは民家にまで出て来て餌探しなのである。 繁殖し過ぎた野獣は人に危険なので捕殺しなくてはいけないのである。 温暖化は色々な所で人の生活に影響している。 日記前のページへ 日記次のページへ 日記の最初の目次ページへ 花図鑑ホーム |
---|