私の花図鑑          花の里日記  2020.10.23   443


          金曜日  (晴れ)  鳥も友達

 今日は長く雨を降らせた秋の低気圧が、ようやく東に去り空は晴れてきた。
それで早速山の別荘地の手入れに出かけた。
前回は息子にここを見て貰ったのであるが、入り口周りの手入れが良くないと言われて、二人で
草刈りしたのだが、その作業の追加で今日は来たのである。
道周りは100m位の長さがあり、それを全部綺麗にするには大変。
今日は15m位草刈りをしたのである。
焚火もしたりその道の樹木の整備をしたりして過ごしていた。
少し風も吹いてなにか寒いので上着を2枚着て動いていた。
昼頃であろうか、秋なのに野鳥の囀りが聞こえるのである。
可愛い声である。
また鶯がチャッ、チャッと地鳴きをしている。
それとコゲラが木をポン、ポン、ポン、と続けて木をつつく音がする。
私はそれを聞くといつも返答に木などを道具で叩きポン、ポン、ポンと連続して叩くのである。
その音を聞くと、またコゲラはポン、ポン、ポンと返信してくる。
又私が返事に叩き数回通信しあいこをするのである。
それでお互い納得して終わりとなり静かな林に戻るのである。
今日は午後3時まで作業して太陽が西の山にかかってきたので花の里へ帰った。
花の里は山法師の紅葉が見事であった。
それと宮城野萩もまだ元気に咲いている。
あとは秋明菊のピンクと白い花が咲いている。
この花は切って活けても元気で長く咲いていてびっくりした。
いままで長く栽培していて今になってこの事を知ったのであった。

 今日は帰りに山法師の写真を写そうとしていたらびっくりした事にキジの雄が中にいたのである。
綺麗な飾りをつけた雄がのんびり庭の中にいるのである。

   
左から3本目の山法師の木の中(地面の上)にいるのだがさすが野鳥 まぎれている


そう言えば最近は庭木が育ち茂っていて色々な野鳥が木の中にとまっている事が多い。
まるで別荘地が林の感じになってきたのである。
こうなると今度は彼らを鷹やカラスやカケスから守ってやりたくなるのである。
今年は熊もこの辺りをうろうろしているようである。
目撃者も多い。
おまけに猪まで畑地等を荒らすので対策は大変。
こんな自然の中で私を含めて、あらゆるものが生かされているのである。

 追加で

 数日前であるが花の里(又は山の別荘地)に行く途中の山道(県道)でカラスが車に轢かれたのだろう。
道端に黒い死体を横たえていた。
枯れ葉や枯れ枝も周りにあるガードレールそばだ。
私は良くトンビとは交流がある事があった。
だがカラスだけは嫌な鳥だと思っていてまるで関係が無いのである。
たまに鳴き真似をする位。
で私の見たカラスは山中で静かに暮らしていて人との関わりはまるで無い鳥であった。
珍しいと私は思ったのである。
私の山の行き来には時折、そのカラスを目撃する事があって可愛いカラスだなと思っていた。
そのカラスは道に落ちた何かをつついていたのである。
で私は何か好きな食べ物をあげたいなと思った事もあった。
普通のカラスは人の世界でスキを狙い食べ物をあさる感じである。
そのカラスはそんな感じはまるで無くて山野で一匹がのんびり暮らしている感じであったのだ。
で今回人の車に轢かれて死んだカラスがとても可哀そうと思ったのである。
彼(彼女)にはずっと長生きして欲しかったのである。


 10月26日また追加で

 今日は秋らしく暖かくて風の吹かない日である。
午後4時すぎであるが花の里の湯に入っていてふと窓を開けて露天風呂気分で外を見ると、
白い小さな虫が沢山飛び交って太陽の光をあびて白く光っている。
毎年であるがこんな気持ちの良い日にいつも現れる虫である。
私が思うにアリマキの仲間の虫かと思う。
秋に成虫になり繁殖活動をしているのでないだろうか?
それにしても季節感のある虫ではある。


 日記前のページへ 日記次のページへ 日記の最初の目次ページへ 花図鑑ホーム