私の花図鑑          花の里日記  2020.10.11   442


          日曜日  (曇り時々晴れ)  宮城野萩

 朝起きると青空。
なんとか台風の強い風は受けずに済んだ。
早速朝食を済ませて山の別荘地に向かった。
行く道ではバイクや自転車、それにドライブの車とさすが日曜日ではある。
昨日は花の里の草刈りをしていたのだが、雑草がオミナエシの花の中でしっかりと育ってしまった。
それで草刈りは大変な作業で私はしっかり草臥れたのである。
で今日は気楽に過ごそうと山の別荘地に行った。
ここはわりに整備をしていて気分的にのんびり出来るのである。
最初は道周りの雑木の整備をしていたのだが昼になったので野草園に行き食事をした。
野鳥が鳴く声もして、気温も適度でなかなか気持ち良い。
それで早めに食事を済まし、野草園の中の樹木が茂り過ぎたので切って野草たちに太陽が当たるようにした。
樹木の下枝はなるべく切ると見通しも良くなる。
それといつも焚火をしている奥の休憩場の中の朴ノ木がもう大きくなりすぎたので根元から切ったのである。
根元の直径は20cm位になっていた。
この朴ノ木は葉が大きくて夏には下にいると涼しいのであるが春や秋には下が暗くなる。
それと秋に葉が散ると巨大な枯れ葉があちこちに落ちて整理も大変なのである。
木の樹齢は30年位になるのであるが。
切るとなかなかスッキリして気持ちが良い。
なにかさっぱりした感じになったのである。
朴ノ木は近くにもう二本あり、また数十年後には大木になるであろうが・・・

 ここの別荘地の林では南側の日当たりが良い場所ではもう紅葉が本番になっている。
いよいよ秋らしくなってきた。

      
コマユミの実と紅葉


地面では色々なキノコが生えているのであるが食用のキノコはまだ見えない。
道の傍では野草がようやく茂り花を咲かせている。
特に美しいのは秋丁子で青紫色が濃くて花も沢山つけている。

        
秋丁子の花


田舎菊も白い花の茂みをあちこちに見せてくれる。
また秋の麒麟草も日当たりの良い乾燥気味の場所であちこちに黄色の花を咲かせている。

 花の里では今は宮城野萩が今年は最高に美しくて、赤紫の花の集団となって咲いている。
この木は最初一本だけであったのだが私が株分けして三か所で繁殖して茂みを作ったのである。
冬には枝だけとなりほとんどは枯れるのであるが中の枝には生きて翌年に芽を吹くものもあるのだ。
山道にはあちこち栗のイガが落ちていて中には実も残っているものもある。
小さな実や大きな実もあり、たまには拾う事もあるこんな秋の日ではある。

    
管理棟横の宮城野萩 太陽光線が強いのと青空が濃いのでなにか発色が変?



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