私の花図鑑          花の里日記  2020.9.26   441


          土曜日  (曇り時々晴れ)  山萩

 今日はなんとか雨も収まり秋らしい感じ。
風も吹かないので山の別荘地の手入れに向かった。
今日は行く道を天上山経由として、秋の野草や林の風景等を見てみようと思った。
行くとこの林道もやはり落ち葉や枯れ枝が落ちていて走りにくい。
大きいものは車を止めて取り除いていた。
道のサイドの野草等はまだ生育途中で小さく緑は綺麗なのだが花はまるで無い。
思うのには今年の暑い夏と水不足で夏はまるで生育出来なかったのであろう。
山の崖の斜面に生えている樹木たちも一割は枯れて褐色である。
その点少し前、県北の湿地に行ってみたら見事に生育して花を咲かせていた。
河川回りは大雨で激流となり、河原の石は苔が取れて磨かれており、また野草等は流されてなかった。

 なにか美しいものは無いかなと思って走って行くと道周りの崖に山萩が結構茂り花を咲かせていた。
さすがに崖などに生える灌木ではある。
この花は美しかった。

      天上山林道の山萩


山全体に感じる事であるが木の赤い実はまるで見えない。
これでは野鳥たちは餌もないのであろう。
猪や熊も餌が少ないので里に出て作物を荒らすだろうなと思う。

 山の別荘地では、ぼちぼち野草も色々と花を咲かせている。
中でも大葉升麻の白い穂花の集団が美しかった。
木の赤い実も少ないけどなっており、ここでは野鳥も飛び回っている。
山桜やハゼの類も葉が赤味を帯びてきて少し秋らしい部分もある。
ここも道の傍の山萩は綺麗に咲いている。

             山の別荘地の紅葉の始まり


また紅葉していない落葉樹たちは今、緑が美しくて中々気持ちが良い。
私はブロワーで道の落ち葉や小さい枯れ枝を吹き飛ばしていた。
調子は良かったのだが次の日は右足側の腰と膝が何か痛いのである。
年のせいか重い道具を振り回すと体には悪いなと思ったのである。
また一日でする作業時間は約3時間が限度になったなと思うのである。
今はこんな自然生活である。
そうそう。
今は何処に行っても里山の斜面で彼岸花が見事に咲いている。
この暑い夏でも乗り切って元気。
花の里の管理棟南側の軒下に寒さを避けて植えていた彼岸花が6本位花を咲かせていた。
こんな雪が沢山積もる寒い場所でも花を咲かせた彼岸花さん。
万歳!


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