私の花図鑑          花の里日記  2019.7.26   405


          金曜日  (晴れ)  梅雨明け

 今日は昨日に続き暑い。
梅雨の停滞前線はもう東北方面にあり消滅寸前。
もうここの庭ではオシロイバナの赤や黄の花が咲いている。
外で体を動かすと汗が吹き出る蒸し暑さである。
昨日は暑さから逃げ出そうと午後は山の別荘地に行って道や林の整備をしていた。
さすがにここは気温が25度で麓から涼風が柔らかく噴き上げて来る。
木の下の太陽が当たらない所で茂みの中の間延びした新芽や不要な木を切って
見通しを良くしていた。
このあたりでは小葉の三葉躑躅の木がメインなので花の群落が咲くように整備した。
今しっかり肥料でも与えると花芽が出来て来春は花で満ちるであろうと思うのだが
今日は持って来ていない。
燐酸やカリ分の多い肥料が良いとは思うのだが。
窒素分は落ち葉が地面に一杯であまり施肥の心配はいらない。
そう言えば林の中で色々なキノコが地面から沢山生えている。
油シメジみたいなキノコが沢山あったのだが少し形が違うので別種かなと思い
採取しなかった。
赤や灰色のキノコも多い。
昨年の猛暑でキノコ類はまるで生えなかったのでその反動であろうかと思ったのだ。
気温は25度なのだがやはり体を動かすと汗が吹き出る。
適当に動いたとこで作業を終わり花の里に戻った。
こちらは花壇や草原には夏の花が沢山咲いて賑やか。
草花では角トラノオオイランソウグラジオラスオミナエシが咲き出して来た。
それと今、ギボウシの青白い花が満開で見事。
       
バックの赤い実は藪手毬


雨が多いのが幸いしたのであろうが他の花たちは少し太陽光不足で花色が薄い。
他には紫のブッドレアの花やクロコスミアも咲き始めた。
クサギの木の花も咲いたのであるがやはり花色が白くてなにか冴えない。
やはり植物には太陽光だけは適当に降ってくれないといけないのである。
まあこれから太陽は多すぎる位に射してくれるだろうと思う。
夏はやはり海と高原(高地)が楽しく過ごせる場所なのではある。
いよいよ夏本番で今年もしっかり夏を楽しもうと思っている。
来月の8月8日には暦の上ではもう立秋であるのだ。

 それと花の里のアジサイの花も元気にまだ咲いている。
ここでは今まで雪が多くて紫陽花の枝が折れたりして以前は良い花が咲かなかった
のであるが今は積雪が少ないので綺麗に咲くのだ。



数日前、安芸太田町の深入山横のアジサイ道路を走ったのであるが見事な開花
であった。
手入れ次第で、ここは日本一のアジサイ鑑賞の場所になりそうである。



 もう一つ、気になった事は葛(くず)の花がまるで咲かない事である。
葉などはしっかり茂っていて蔓も沢山出ているのだが。
これもやはり太陽光不足の結果かなと思う。
葛は根から葛湯や葛根湯(かっこんとう)が取れて有用な植物である。
私は風邪などに葛根湯をいつも利用していて、お世話になっている植物なのである。
一度根を掘って乾燥し薬用に飲んでみたいと思っているのだが・・・・
またマタタビも実が大きくなっている。
これももうすぐ収穫でマタタビ酒が作れるのだ。
マタタビ酒は元気回復に利用するのである。


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