私の花図鑑          花の里日記  2019.4.1   392


          日曜日  (曇り)  寒地の花たち

 今朝は晴れたり曇ったり。
向かって来る高気圧は北からのもので少し寒くなるとか。
まあなんとかなるかなと思い西中国山地の山の別荘地に向かった。
向かって行くと空は曇って霧みたいな小さな雨が空から時々落ちて来る。
気温も4度になってなにか寒そうである。
山の川沿いでは高野水木の黄色い花が満開で美しい。
早速写真を写した。



 現地では時々曇った空から白い小さな雪がまじったみぞれが降って来る。
で私は帽子をかぶり別荘地の上部の林の中を綺麗にしていた。
不思議な事に林の下に生えているミヤマシキミの赤い実が今年はまるで無い。
実は毒があると聞いていたのだが何かがこれを食べているのだ。
よほど今年は山の食べ物が不足しているのかなと思った。
去年の山は食料が沢山あって動物たちは繁殖が順調であった。
そう言えばここの林の下に生えるハイイヌガヤが去年の秋に沢山の実をならせた。
それで実が熟れたら食べてみようかなと思っていたのだがその時期に行ってみると
不思議な事に見事に実は食べられていて、まるで一個も残っていなかったのだ。
そんな事なので最近はカタクリを栽培している場所では枯れ枝を沢山地面に突き
立てて動物や鳥が近づけないようにしている。
これで今はなんとか若葉が伸びている。
今年は沢山花を咲かせてくれると嬉しいのであるが。
ここの山の林では今、黄色いシロモジとダンコウバイの花が咲き始めた。
それとキブシの花も沢山咲いてぶらりと花を垂らしている。
いよいよ山も春が始まったのである。

 帰りに花の里に行くとこちらではもう黄色の水仙の花が満開。
この花たちが咲くとなんとなく春らしい感じ。



別荘地に植えられた梅も白い花を咲かせている。
それでも寒い朝にはまだ霜などがおりるようでここは5月の中旬でないと夏の花の
植え付けが安心して出来ないのである。

 今日は夕方にここの花の里で、のんびり入浴して最近の疲れを全部落とせた。
私の元気の元はここの湯にあるのであろうと思っている。
そうそう。
ようやくここに植えている椿がなんとか今年も白と赤の花を咲かせた。
こんな寒いとこでもなんとか生き残っているのだ。
まあ管理棟の南側に植えたのが幸いしているのであろう。


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