花の里日記 2017.12.3 №336 日曜日 (晴れ) 九州の秋2(続き) 今日は快晴で気温もそんなに低くなく風も吹かない。 それではと山の別荘地に行って見た。 太陽は高度を下げて遠くの樹木の上にいるがそれでも明るくて気持ちが良い。 上着をきてまず枯れ枝を集めて焚火をし周りを綺麗にした。 林の中も落葉していて地面まで光が届き明るく作業はしやすい。 たまに枯れ木にキノコも生えているがわずか。 それは乾いた平茸みたいだったが小さいので採取しなかった。 作業していて焼き芋までは手が回らなかったがコーヒーを沸かして自然の中で飲みとても美味しかった。 旅の続き (11月24日) 耶馬渓の紅葉を楽しんだ後、道をさかのぼり峠を越えて下り、玖珠町に出て左折し別府方面(西)に向かい 九酔渓へと向かった。 九酔渓は露天の温泉があり景観も良い。 ここは狭い場所ではあるがなんとか駐車出来てそこでのんびり紅葉の中、昼食と午後の入浴を楽しんだ。 店の女性の店員さんは見事な狸の化粧と衣服で客を歓迎して呉れていた。 ここから少し道を登ると夢大吊橋があり見物人も多い。 ここは何回か見ていたのでパスして久住高原へと向かった。 久住への道の途中には景気の良かった時代の別荘地がありバブル時代の昔を思い出させてくれる。 久住高原入口の長者原に着くと寒風が北から吹きつけ気温も2℃で寒い。 あたりは皆枯草色で樹木も落葉していて紅葉もまるで見られない。 道の先には雪によるチェン規制が書いてあり私の車では進めそうもない。 阿蘇まで行きたかったのだがそれではと道を変えて別府へと引き返した。 途中には温泉で有名な湯布院があり客で賑やかであったが、今の高原は寒いのでそこは 通過して別府の町に向かった。 道は由布岳の南を走るのだがなかなか高原は見通しが良くて初冬でも景観が良い。 由布岳は一度も登っていないので残念ではあった。 標高は1,583mで豊後富士と言われている。 この山の周りには変わった温泉があちこちとあり、私たちを楽しませんてくれるのだ。 峠を下り別府の町に着いたので適当に温泉に入ろうと思ったのだが近くに堀田温泉と言う場所があったので そちらに向かった。 そこは山の下の部分なので、さぞ景色が良かろうと思ったのだが残念まるで露天風呂からは海が見えない。 温泉は入浴者が多くて賑わっていた。 地元の人が大部分なのであろう。 入浴料も格安であった。 湯温も高くてさすが別府と思ったが熱いので長くは入っていられなかった。 ここの周りには白い湯気が立ち上る源泉が沢山見られた。 私は由布岳の北にある硫黄分の多い塚原温泉も湯が熱かった事を思い出していた。 最近の私の旅は見物よりもなぜか自然と人間の暮らしを見るほうに変わってきたのだ。 それでか何でも見てやろうと言う気分になっている。 若者がヒッチハイクを好むのになにか似てきたのだ。 最近宮島口でヒッチハイカーを山口県の東部まで載せた事があるが、その彼はゲストハウスを作りたいと 話してくれた。 安く泊まれるし皆で話すのも楽しいようである。 これからの旅の一つの形でもあろうと思っている。 次の日の国東の旅へと続く 参考ページ 久住山と高原 耶馬渓全般 日記前のページへ 日記次のページへ 日記の最初の目次ページへ 花図鑑ホーム |
---|