私の花図鑑          花の里日記  2017.11.3   №334


              金曜日  (晴れ)   文化の日

 今日は休日と連休が重なり秋の行楽に出かける人たちは多い。
10月は土日と言うと雨模様であった。
私も山の別荘地の林の紅葉具合を見ようと西中国山地に出かけた。
朝はそんなに寒くはなくて、昨日の小春日和みたいではないけれど気持ちの良い日であった。
途中の山々はそこそこに紅葉しており、赤松林ももう松茸採りは終わった感じがする。
草も枯れ気味で淋しい感じ。

 山の別荘地につくとそこは紅葉の盛りであった。
なんでもないコナラや水楢の木まで紅葉している。
スキー場もいよいよ冬の到来を待って、もうコースの整備を始めていた。
前回に行った時には山の紅葉が黄色と言ったが、今日は全体がもうオレンジ色で中に紅葉した木々も沢山混じり綺麗である。
下の灌木には常緑のアセビやソヨゴ、深山シキミの濃い緑も混じって総天然色。
深山シキミの枝先にはもう真っ赤な実が沢山なっている。
澄みきった青い空には白い巻積雲も浮かんで西南から北東方面に流れている。
前回来た時はまるで緑色だったモミジたちも今日はすっかり赤や朱色、黄金色となって色づいている。
台風通過後の低温がそうしたのだろう。
あまりの変化にびっくり。



今年の紅葉はトップクラスではないかなと思う。  動画で山の中間部 動画で山の上部(ブナ等大木が多い)

       
 山法師の紅葉


       
小羽団扇楓の黄葉


時折、風が吹くと落ち葉がサラサラと空から舞って道に落ちて来る。
アスファルトの道は落ち葉とドングリの実で一杯になり茶色と化している。
車で走るとバリバリと音がするのだ。
草が生えた場所ではミヤマホオジロ等の小鳥の集団が草の実を食べていたりする。
林の中では中くらいの鳥やコガラ、ヤマガラ等の小鳥も結構飛び回っていたりする。
そのうち山が落葉すると彼らは餌を求めて暖かい南の山に移動するだろうけど。
私は紅葉を楽しみながら林の中の不要な枝や細い木等を整理していた。
今年はかなりこの作業をしたので全体の林の中が明るくなり又歩きやすくなっている。
これで林の中にも野草の花が咲き始めると嬉しいのであるが。
年を重ねて積もった落ち葉が厚いので簡単には生えないであろうが。

 昨日は海辺に行って見ようと周防大島に出かけた。
もう海岸部も秋模様ではある。
棚田では稲刈りはすっかり済んで法面も綺麗に刈り取られて冬を迎える準備も済んでいる。



周防大島では早生の蜜柑があちこちで販売されている。
美味しくなったのであろう。
私の整備している別荘地でも木の下のツワブキの集団が、緑の草の中で黄色の花を咲かせて綺麗。
野路菊も白い花を咲かせている。
ここでは木の間に生えた草刈りと落ちた枝や枯れた草等を燃やす作業をしていた。
ここは常緑樹が大部分なのでまだ暖かい感じである。
東には海も見えて遠くの島もライトグリーンに彩られなかなか爽やか。

       
国道と東の瀬戸内海


夏は暑すぎるけど冬は温暖でのんびりする。
冬は美味しいフグ料理もいただけるので楽しみではある。
寒くなると私はこちらでまた小山などの整備を始める事となるのだ。


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