花の里日記 2017.10.21 332 土曜日 (曇り) 明日は選挙日 窓の外を見ると台風の影響であろうかどんよりとした空で暗い。 秋のさっぱりとした晴れ上がる日はあの暑い夏以来なかなか来ない。 まるで今の日本の政治状況と似ている感じだ。 戦後アメリカの自由主義の中で、古い官僚と軍事組織が支配する封建的な日本の体制が解体された。 戦争には加わらないという憲法の元で我々は一生懸命豊かになる為に働いた。 一時は世界のトップリーダーに日本もなりかけたが、馬鹿な政治家の無意味な政治でそれも崩壊。 今は世界の中で日本のリーダー的な位置は低下する一方。 今その失敗の原因を見返してみると一番は資本家と労組による政治支配が激しすぎた事であろう。 彼らは国民全体の事はまるで考えない連中であった。 また古い官僚たちが施策を時代に合わせて変えられなかった事もある。 無駄に税金を使いまわして本当に充実させないといけない事をしなかった。 またそれらの失敗を、税金を増やすと言う安易な方法でしか出来なかった政党ばかりであった。 大企業はその資本力に頼って地方に進出して大店舗を作り労働者は派遣労働者やパートに頼って 安い製品を販売して地方の安定した労働者を減らしてしまった。 地方の若者は都会に行くしかなく前途は開けなくて都会の安アパートに入るしかない。 自治体の財源は家屋に課税する税金に頼られており、若者が小さな家を取得してもあらゆる税金を負担させられる。 地方自治体の改革はまるで行われず一番の改革である道州制もそのまま。 地方自治体も借金だらけの現況である。 この度の選挙で国民主体の政治家が選ばれて、真の国民全体の為に働いてもらえる政治体制が出来る事を希望する。 既存の政治組織から頼まれて投票する事だけはやめて貰いたい。 しっかり考えて欲しいと思う。 また今の体制が出来てしまうのは嫌だ。 このところ花の里の別荘地の整備に頑張っている。 気温も下がり動きやすい。 夏の長雨で茂りに茂った草原の草刈りをし、またこの数年放置した木々の枝切やら枯れた木を整理していた。 樹木も大きくなりなかなか自然感が増してきている。 自然と風景と人の織り成す全体的な感覚がかなり良くなったなと思う。 飛んで来る野鳥も多いしまた蝶や昆虫たちも増えている。 あとは管理する私たちが上手にその景観を作りあげれば最高なのであるが。 今は田舎生活も宅配による物資の供給で、すごく楽になっている。 高冷地も地球的な気温上昇で冬も住みやすい。 別荘地を作ったつもりが定住者も増えている。 なにか時代の変革を思わせる現状ではある。 一昨日は瀬戸内海の本土から橋が架かった大きな島に別荘の案内で出かけた。 その島は昔から人々が住んでいて住宅も多い。 海も綺麗で畠も多くて住みやすそうである。 私は野草等の花を色々見たかったのであるが探しても残念ながら少なかった。 その点、山口県の周防大島は住む人もわりに少なくて自然が豊かである。 私は仕事をするうえで別荘関係を選んだけれど、やはり自然と人が楽しく共存できる場所が一番であると思った。 別荘を誰もが負担が少なくて持てる、豊かな未来日本が実現してほしいものである。 日記前のページへ 日記次のページへ 日記の最初の目次ページへ 花図鑑ホーム |
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