![]() 月曜日 (晴れ) 初めての芝栗拾い 昨日に続き今日もまだ朝から夏の暑さ。 そんな事で涼しい山に行こうと思い支度して出かけた。 行く国道の道は連休の終わりで車やバイクや自転車で出かける人も多かった。 途中の山里はほとんど稲刈りは終わり、まるで田植えされた緑の初夏みたいにヒコバエの 稲の新芽が伸びて茂っている。 どうも今年の天気は異常だ。 ついこの前は山の気温が10度位まで下がっていて紅葉も始まるなと思っていたのだった。 まあ水の冷たい谷川の傍の山では木々の葉がもう黄色になっている。 そこは標高が500m以上の場所ではあるのだが。 花の里は今年、宮城野萩の開花が素晴らしい。 花色も濃いし枝先を下げてまるく茂り満開である。 また秋明菊の花も満開で綺麗。 それと山法師の葉が赤くなり秋らしい。 ここはもう季節感が溢れている。 ![]() 山の別荘地では今年、芝栗の実が沢山落ちて拾うのも楽しい。 小さい実はほっておき大きめの栗を拾う。 それでも大栗の半分位の大きさである。 いままで芝栗の実は小さすぎて拾う事はまるでなかったのだ。 山の動物たちももうこの実を食べるのは飽きたのか、落ちている実も沢山ある。 だから彼らは里にあまり出ないのではないかと思う。 でも栗やドングリを食べ飽きて代わりに山里の美味しい柿や野菜を狙われると困るけど。 山では野紺菊とか秋の麒麟草とか鳥兜等が咲き始めて、もう夏のオタカラコウとか 釣舟草等はまるで咲き終わってしまった。 そうそう。野草の傍に生えているコシオガマがようやく姿を現してホッとした。 この花は可愛く咲くので楽しみ。 今日はウグイスの秋から冬までのチャッ チャッと言う地鳴きが聞こえていた。 私は林の中の枯れた枝や邪魔な低木や細い木をチェンソーで切ったり、また 見通しを妨げる下枝等を手元の長いノコギリで切っていた。 普通は先までが5m位あり長いノコギリなので高い木の枝を切るのはとても便利。 けれど数日前に山の道に置いていたら、来ないはずの別荘の人がたまたま来て 車でこの鋸の中間部をひいてしまったので、先が長くならなくて3m程度の長さになり とても不便である。 買いなおさないといけないなあと思っている。 そう言えば使う道具も消耗品で使っている間に段々と壊れていく。 それは私もが古臭くなってそのうち壊れるかもと思わせるのであるが、まだ不思議な事に 山の神様がまだまだ働けと言わんばかりで山で動いていると体調が良く、また花の里でも 湧く水がラドンを含む軟水で美味しくてここでもまだまだしっかりと働けと花の里の神様に 言われるのである。 そんな事でしっかり動き、汗をかき林の景色がかなり良くなった一日であった。 枝等を切っていると簡単に切れるコナラや栗があると思えばなかなか切れない泡吹や アブラチャン等がありなかなか木の個性が感じられて面白い。 もうここの道では落ち葉やドングリの実や栗の棘だらけの実の皮が落ちていて掃除に 忙しい。 ここの山に行けばどこまでもきりなく仕事があるこの私である。 日記を書いている今も花の里の水を持ち帰り冷やして飲んでいる私。 まあ生かされているのは山や花の里だけでなく楽しい旅行やカラオケもあるのだけど。 そうそう。 行く途中で、道を変えて林道を走っていたら渓流傍でナメラ大文字草が群落を作って 盛大に咲いて美しかった。 ![]() 渓流は水が綺麗で来年の夏は泳ぎに来たいなと思った。 西中国山地はどこも水が綺麗で夏は水遊びに最高。 今年は蚊やアブ等が多すぎてこれは別に大変であった。 良い事ばかりがあるでもない現実。 その中でうまく私たちは生き延びなくてはならない。 道の途中で川の傍に巨大な栃の木を発見して根元を見てみた。 落ちた実はまるで見事に人の手で採取されていた。 この実で作る栃の木餅は最高にうまい。 人の役にたつのでこんなに巨大になって生き残っていたのだ。 この栃の木を見て山の人の長い歴史が感じられた。 追記 10月10日 今日も暑くてどうも気分がすっきりしない。 で久しぶりに山口県の周防大島の別荘地を整備に出かけた。 まだあちらも夏の名残りが一杯で蜜柑の実る秋の感じはまるで無い。 草刈りをしていたが汗が飛び出して大変であった。 今年はここの海岸そばの土地で鬼百合の群生が咲き見事であった。 今からは野路菊の小さな群生があり今は蕾状態。 咲いて呉れる頃はもう秋も終わりであろう。 行く途中に本土側の道の駅で甘柿の6個入りの袋入りセットを100円で買った。 安くてびっくり。 小さいけど今年初めて食べてとても美味しかった。 採取して売ってくれた地元の人に感謝。 作ったのは柳井市の日積の人で道の駅に来る人たちにサービスして呉れたのだろう。 小さな芝栗を食べたり甘柿を食べたりで私は秋の味覚を楽しんでいる。 今日はHPのサーバーの移転日。 なにやら今までのサーバーのシステムが古くなり新しいサーバーに移動しないといけなくなってしまった。 今のサーバーの会社は次から次に変わって4番目位。 現代はネットだけで経営する会社が沢山となった。 実際に動いているのは地方の昔からある堅実な会社。 それがネット時代にはわけもわからないネット会社に振り回されている。 なにか現況を考えると、こんな時代がわびしい気持ちもする。 今回のサーバーの移転も日本のパソコン関係小企業の人の応援でなんとか出来たのだ。 サーバーの移動が無事済み、なんとか安心した。 また経営するサーバー会社が変わらなければ良いのだが。 日記前のページへ 日記次のページへ 日記の最初の目次ページへ 花図鑑ホーム |
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