![]() 木曜日 (晴) 秋らしく 最近まで台風が来ていつも天気は雨模様でじめじめしており温度も高くてむしむしであった。 ところが今日は不思議な事に朝から澄み切った青空でまるで秋の空の感じ。 午前中に雑用を済まして、山の別荘地へと向かった。 チェンソーの歯が痛んで木が切れにくくて、向かう前に歯を新しいものに取り換えたので道具は万全だ。 気分よく出かけた。 行く道の里山ではもう田の稲は黄金色で見てても美しい。 それとまだ暑かったし雨が多かったので法面や土手などは緑の草がグリーンに輝いている。 もうその中に早咲きのものか、朱赤の彼岸花がもう群れて咲いていた。 彼岸花 ![]() 少し北風もあり窓を開けて気分良く走っていった。 花の里に着くと入口の秋海棠が鮮明なピンクの花をそろって咲かせていて迎えて呉れた。 また山法師の赤い実が鈴なりでなかなか楽しそう。 野鳥も食べ飽きたのか沢山残っている。 これから実る緑の実も沢山ある。 こんな年は私には今まで経験した事がなかったのだ。 少し味わいながらその実を小鳥の気分で食べていた。 山法師の赤い実 ![]() 花壇の花は夏の咲き残りの花と今から咲き出す花が混在している感じ。 秋明菊が咲き出したがこれまでの暑さが影響したのか色が鮮明で無い。 やはり秋の涼しい気候の中で咲くのが一番であろうと思った。 花の里のここは北風が吹いて気温は23度。 気持ちの良い日だが少し今まで雨が降り過ぎたのか地面が濡れていて湿気が少しあるのが嫌だ。 軽い昼食を済ませてのんびり山の別荘地に向かった。 そうそう、ようやく涼しくなって今日は昼に熱い紅茶にペパーミントの花を入れて美味しく飲めた。 これからは茶粥もして食べられるようになるのが嬉しい。 山の別荘地ではススキの穂の草原と道の傍に咲き乱れている紫赤色の釣舟草の集団が迎えて呉れた。 釣舟草と赤い水引と田舎菊 ![]() 早速、道に枝を張り出して風情の無い感じのものを高枝切りのノコギリで切り落とす作業を始めた。 シデやドングリ関係の仲間が綺麗な花は咲かないし大きくなりすぎるので主に切っていく。 ツツジや小紫陽花や白文字等の小型の木は風情があるので残しながら整備していく。 モミジや山桜や山法師はメインの美しい木なので残して周りの雑木は切る。 またサワフタギやらガマズミ関係は花や実が美しいので整枝しながら進む。 また道から林を見通すのに(目線から)邪魔な枝を切り落としていく。 こうする事で悪さをする動物が隠れられないにし、またカケスや鷹等から小鳥を守るようにしていく。 今年は木の実が(林が整備して木が成長した為か)沢山と豊富に実っている。 だから今でも小鳥が集まりまた囀りで賑やかである。 タンナ沢フタギの青い実 葉はかなり虫に食われている ![]() 5時過ぎには少し暗くなりそれではと花の里に帰り入浴して事務所へと帰った。 帰りの道では林そばの茂みからクサヒバリが賑やかに鳴き、また里ではコオロギがやはり元気に鳴いて秋らしい。 昔には海岸方面から帰っていたが、あちらではリーンリーンの鈴虫やチンチロリンの松虫の声がしてそれは楽しいものであった。 秋は街の車の騒音より田舎の虫の鳴き声が最高に風情がある。 田舎は少し遠いけど行き帰りの道は何か面白いものである。 行き帰りの道はいつも同じででなく少し遠くても変えるほうが楽しい。 生活の変化を楽しもう。 私がしている別荘地作りはこの為なのである。 今日は高枝切りのノコギリ(切るとフアイト、ファイトと言って呉れる)ばかりで結局チェンソーは使わなかったがあれば安心だ。 それと日記も今回で300となり自分でもよく続いたのであると思う。 日記前のページへ 日記次のページへ 日記の最初の目次ページへ 花図鑑ホーム |
---|