花の里日記 2016.2.2 280 火曜日 (曇り時々晴れ) 冬の楽しみ 最近は山口県周防大島の別荘地を手入れに行っている。 通る島の道傍には白やピンクの梅も咲き始めて、少しづつ早春の気配も感じさせてくれる。 風の当たらない暖かい林の中では赤い椿も咲いている。 みやげを売る店舗にもポンカン類の晩柑が並べられている。 今日も少しは北風が吹いているがそんなに寒くはなくて焚火をしながら、斜面の常緑樹の山と海辺のメダケが茂る斜面を整備していた。 作業に疲れて車内で休憩していると野外に色々な野鳥が飛んで来る。 ここを縄張りにしているのかジョウビタキの雌が良く眼につく。 体長は15p程度の小型の鳥で地面の近くを飛び回る。 虫を探しているのだろう。 緑色のメジロの集団もやってくる。 メジロは周りの藪で良く囀っている。 またヒヨドリは隣の蜜柑園に飛んできて蜜柑の実をつついて中の果汁をすっている。 それと奥にある大きな木の下には人が食べたように蜜柑の皮が沢山散らばっている。 カラスが食べたのかヒヨドリが食べたのかは私にはわからない。 また近くの山の茂みの中では、ツグミの集団の鳴きやウグイスの地鳴きも聞こえる。 奥の林の中に入って行くと突然、地面の茂みから野鳩やツグミやヒヨドリが数十羽飛び出してきてビックリする。 ここは風当たりが少なくて緑の茂みが濃く彼等には楽しいのだろう。 カラスや鳶たちは電線や電柱に止まって様子をうかがっている。 草刈りをした雑草等を燃やすとなかなか暖かくて寒さを忘れさせてくれる。 ここは町近くだが周りには家がまるで無くて気を使わなくて良く気楽である。 たまに海へ牡蠣採りに来る人が前の国道の遊休地に車を止める位。 常緑樹の山の手入れは結構楽しい。 蔓類が多くてその処理は手間がかかるが、あとは枝を切る位で楽。 見通しも良くなって海も眺められる。 それにひきかえて海側の斜面のメダケの切断は手間がかかって苦労している。 生えているメダケの密度がすごいのだ。 だから苦労をして切ったメダケをうまいこと園芸用に使えれば元気も出るのだが。 いつも作業が終わると近くの日帰り温泉に入ってから食事をするのが楽しみである。 周防大島の地元でも地魚料理が安価に食べられるし、近くの柳井市に寄れば食堂やレストランも多い。 最近私の好きなとこは田舎食堂や讃岐ウドン等の店である。 地元の新鮮な食材で料理の出来立ちを食べるのは、なかなかの幸せではある。 日記前のページへ 日記次のページへ 日記の最初の目次ページへ 花図鑑ホーム |
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