私の花図鑑          花の里日記  2014.10.27   №239

            月曜日  (晴れ)    山の紅葉

 昨日は県北の別荘の案内に出かけていた。
行く道で通過するダム湖の周りや渓谷は木々が見事に紅葉しており綺麗。




山里も野原はススキの白い穂や背高泡立草の黄色の花の群落があったりして
林の紅葉と合わせて秋らしく風情があった。
秋の太陽と雨の影響であろうか草の緑も美しい。
そこの別荘地には大きな夏椿の木があり、下にはその子供たちが芽生えて小株になっている。
小さな株ではあるがそれを一本抜いて、今日は山の別荘地の野草園に植えていた。
また野草の千本槍も種を付けた株があり、2本ほど持ち帰って同様に野草園に植えておいた。
野草園は青紫色の紺菊が寒そうに群がって咲いていて初冬も近い。



 今日の山の別荘地は昨夜の雨が良かったのかここも全体が見事に紅葉している。
黄色が多めであるが、色が鮮明で太陽に映えて素晴らしかった。


道の落ち葉は多すぎて掃除に手を出せない位なのでほっておいた。
またこの道にはコナラやミズナラの実が沢山落ちていてびっくりする位。
なんとかうまい調理方法を考えて食べると美味しいのであろうが無理か。
そのうち動物や野鳥たちがこれを食べ尽くすであろうが。
そのかわり動物たちが食べ残した芝栗の小さな実を十数個拾って帰った。
これを電子レンジで一分位加熱するとなんとか美味しく食べられるのだ。
今日もキノコは生えていなくて残念。
美味しいスキ焼は残念ながら食べられそうもない。

 今日は北風が吹いて少し寒いので、南側の谷で落ちた枯れ枝等を集めて燃やしていた。
紅葉と焚火の炎の色も赤くて暖かく気持ちが良い。
落ち葉を燃やした白い煙も嗅ぐとなにかほっとする感じである。
小鳥の大集団が木の上を通過すると可愛い声で賑やかである。
もう鷹は南へ飛んで行ったのか姿を見せないのでなにか安心。
この小さな鳥たちは雪が降ったらやはり南に移動するのであろうとか思って見ていた。
数日前に仕事で山口県の周防大島に行ったが、あちらはヒヨドリや他の大きめの鳥たちの声で森は賑やかであった。
今年はなにか異常気象で、野鳥も色々な種類が見られて名前もわからない鳥が色々。
植物たちも変化の多い年ではあった。
花の里ではヒマラヤ雪の下がもう小さな花をつけていた。
早春に咲く花なのに不思議。
最近パソコンカラオケでバニー マニローのウェン オクトーバー ゴーを歌うのであるが丁度季節にぴったりである。
こんな歌を好きになるのも年のせいか?   本人の歌
木たちの、この一年を清算する見事な紅葉が終わり、10月が去って行くとなにか寂しい気が・・・
山から帰る時間の気温は8度であった。
雪も近い。

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