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花の里日記 2014.4.17 221 木曜日 (晴れから薄曇り) 片栗 今日は暖かくて気持ちが良い。 早速山に向かった。 あちこちに桜が咲いているせいか、道を走る他のドライバーも落ち着いてゆっくり走っている。 皆気分が良いのであろうと思われる。 花の里は入口の門のそばの濃いピンクの八重桜が見事に開花した。 黄色の水仙の花と合わさり賑やかである。 それと辺り一面水仙の良い香りがしており、なんとなく落ち着くのである。 所々にある山桜も薄ピンク色に開花していた。 軽い昼食もそこそこに山の別荘地に向かった。 少し前に電力会社が電線維持の為に周りの伸びすぎた木を刈ってくれたのだが、跡が見苦しいので片づけたりしていた。 大事な花の木も少し切られたのだが文句も言えない。 電気が無いと山小屋にはならないのだから。 まあこれで道回りが明るくなったのでいいかと自分で納得する。 今日はまたシイタケが生えてないかと別の場所を探すとびっくり。 少し乾燥したシイタケが切り倒して地面に横になった栗の木からまた6本位採れたのだ。 そこもシイタケが初めて生えた場所で菌などは植えていないのだが。 落葉の明るい林の中ではカタクリが花を咲かせた。 それと嬉しい事に数年ほど毎年花が咲いていて実が出来ていたのだが、それがまわりの下部に3本ほど発芽していた。 葉はそれぞれ1枚であった。 私はそれを大事にして、ウサギや山鳥に食べられないように守ってやらないといけないと思った。 今日は野草園に流れている渓流の上部を綺麗しようと思っていたのだ。 それが数年前からの夢であったので、最後のあと20m位を渓流の中部から掃除したり邪魔になる枝を切って整理しながら登っていった。 ようやく念願の水が湧き出ている泉まで人が入れるように清掃して到達した。 ここに大きな水槽を作れば飲用水にも利用出来そうだと思った。 旅行で湧水がある泉をあちこちで見ていたがどこも水が澄んで綺麗であった。 ここの渓流は伐採した時に切った枝などをその時投げ込んでいたので枯れた枝が多い。 それと落ち葉も一杯溜まって落ちている。 これらを取り除くと水が綺麗になってくれれば最高だがと思っている。 ここの山も山桜が咲き、南風が吹いてなかなか気持ちが良い。 薄曇りで暑くなくて野鳥の声もしてのんびり作業が出来た。 それでようやく私が数十年にわたり、この山を手入れしてきた甲斐があったと思った次第。 一句 山桜 咲いて春風 吹かすなり 今日は事務所用に忘れずに、落ち葉が道に積もっていて出来ていた腐葉土を持ち帰った。 これでここの花たちの生育も安泰になればいいが。 腐葉土は山の恵みである。 | ||||
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