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花の里日記 2014.4.14 220 月曜日 (晴れ) 野鳥の楽園 今日は昨日の一日中続いた雨とは変わり朝から快晴。 風も吹かず気持ちが良い。 増税による、この不景気でうっとおしい気持ちを吹き飛ばそうと、早速山に向かった。 事務所の近辺の山ではウワミズ桜や山吹が咲きだした。 春が一気に進んでいる。 道の山里では農家の人が田や畑に出て作業しているところが見られる。 今までは農地に誰も人影が見えなかったのに面白いものである。 花の里では黄色の水仙が大群で開花し満開状態。 黄色のレンギョウも咲き、雪柳や八重桜も蕾を膨らませている。 もうその桜の蕾をヒヨドリが食べに来ている。 ムスカリも花芽を伸ばし紫色になって地面を覆いそうな気配。 春咲きクリスマスローズもいよいよ満開に近い。 草原の地面にはヨモギが緑に萌え、つくしも顔を出していよいよ春らしくなってきていた。 芹も湿地で芽を伸ばして来た。 けれどまだ冠山の上部は白い雪が見えている。 遅いここの本格的な春は5月からである。 山では冬が過ぎて見通しが良くなった地面に散らばって小菫がピンクの花を沢山咲かせている。 また白い5弁の深山カタバミもおとなしそうに下向きに花を沢山咲かせていた。 他にはエンレイソウの紫の花も見られ、また春虎の尾の白い花も咲いていた。 木では白文字の黄色な花が、まるで今まで咲いていた檀香梅(だんこうばい)を追いかけて咲くように見事に集団で開花している。 また黒文字も黒い幹に緑の若葉を中心にして回りを黄色な花が取り囲み装飾して咲いている。 それとタムシバの白い花も高い幹の上部に群れて咲いていた。 花びらが多数地面に落ちて散らばっている。 私は見通しの良い林の中で普段は入らない茂みを、選定バサミを片手に色々と切ってすっきり整理していた。 渓流の水を貯めていた小石を集めた土手をイノシシが荒らして目茶目茶に壊していたのでそれも直していた。 やはり自然の生物は水辺が無いと生きられないので私は大事にしたいと思っている。 今年はそのミニダムを、ここにある石を使いセメントで固めて壊されないようにしたい。 ここの野鳥たちが安心して水浴び出来るようにと思うのである。 今日は山鳥の雌が見られた。 体が大きくてキジの雄位だ。 鶯は啼きだしており他の野鳥の声も聞かれた。 私はここで花一杯の野鳥の楽園が出来ると嬉しいのだが。 こんな一日を気持ち良く過ごして来たのだった。 気持ちの良いのは、人工的な音やまた人の姿が無いのがなんとなく私には快適に思える。 また遠景にも家がまったく見えないので自然そのものだ。 追記 嬉しい事に山の下部で切り倒していた栗の木にシイタケが初めて5本生えていた。 菌を植えた事もないし今まで生えた場所でもなかった。 それを早速帰って美味しく焼いて食べたのだ。ラッキー!! |
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