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花の里日記 2013.5.30 194 木曜日 (曇りのち晴れ) 入梅 5月にもう入梅してしまったが今日は雨がやんで晴れて来るとの予報。 昼から花の里に向かった。 花の里は水木がもう咲き終わり、その木の下に生えているガマズミが同じ白い花をつけている。 またテラスのフエンスに絡ませているハニーサックルが咲きだした。 また8年位前に山の別荘地から小苗を持って帰り植えた山法師が白い花を咲かせ始めた。 それにもう樹高4mになっているエゴの木も白い花を沢山ぶらさげて咲き賑やかになってきている。 他には花壇のアヤメたちがつんと伸びて青紫や黄色、白い花を咲かせている。 それらは強健で段々と増えてきて株を制限したくなってきている。 他にはジャーマンカモマイル、紫蘭、おだまき等も咲いていた。 花壇の草取りを少しして山の別荘地に向かった。 周りの山々は緑一色。 今日はカッコウが賑やかに鳴いており、他の小鳥も色々と囀っている。 最近はここにヒヨドリも繁殖していて温暖化の影響なのかと思い、小鳥たちがヒヨドリにいじめられないかと心配している。 野草園では立浪草の青い花や紅花山芍薬が咲き始めていた。 都忘れも早々と満開になっている。 また二人静もあちこちに白い花を集団で咲かせている。 元の野草園では以前に貰って植えた白花の立浪草が元気に繁殖して白い花を咲かせた。 道には蕗がまた沢山芽を出している。 数日前に草刈りして取り除いたのにまた刈らなくてはならない。 食べるのには良いのだが、こう繁殖してはまるで野菜畑になってしまうのですぐに刈った。 笹百合の蕾を見つけたが開花にはあと10日位かかりそうである。 采配蘭、小恵蘭等の野生の蘭も咲き始めた。 ここには猿面海老根もあり半日陰的な環境が良く合うのだろう。 最近は野草園の中に育てている樹木が茂り過ぎて間引きをしたり枝を払ったりして採光を出来るだけ増やそうと努力している。 木々のパワーには負けそうであるが・・・・ 野草園の上部に湧水があり、それが西の渓流に向かっている所があるのだが、そこの流れを一部変えて野草園の方に溝を作り一週間前に流し始めた。 それは流れの先の所で地面に浸透して流れは消えている。 そうするとなにか野草園の地面が一気に力をつけたように野草が急に茂り始めてびっくりしている。 今までは少し乾燥気味であったからだが。 やはり地下からの水気は普通の野草には良いのだろうと思った。 山歩きしていても私が野草を探す時にはまず渓流周りを主に探す。 これは今まで私が経験してきた事なのだが、それを生かし、ようやく実践できたなと思う。 ゴマギはもう花を終えてしまい今は藪手毬が満開。 それと以前小苗を植えた谷空木が元気にピンクの花を咲かせ始めている。 またここに自生している藪空木も赤い花を枝一杯つけて満開。 周りの山ではまだ水木の白い花も見えるし麻殻の木も白い花を沢山ぶら下げている。 ここを少し下ると渓流のそばでは藪手毬に似た肝木が盛大にこれも白い花を満開にしていた。 こちらの山法師は花の里より少し高地にある為まだ蕾だが、そろそろ白くなってきている。 草刈りをして手を休めて緑一杯の林を眺めて悦にいる私である。 自然も人の手と自然の輪廻とがマッチして素晴らしくなってくるのだ。 これが人間世界の感覚なのであろう。 自然保護と言ってそのままにしておくのが良いとは限らない。 やはり人が生きていくのには自然とかかわる必要があるのだ。 役所のするただの自然保護は無意味に思えており手を加えてこそが自然保護だ。 広島県の県北にある八幡湿原では今一部の荒れ果てた湿原を回復する為、人工の手が加えられている。 なかなかこの役所は他と違い、考えてやってくれるなあと感謝期待している昨今である。 |
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