花の里日記 2008.9.5 №99 金曜日(晴れ) 政治 今日も南風が吹いて暑い。 でも街は車や人で溢れ元気に生きづいて活動している。 物価がこんなに高騰しても人々は文句ひとつ言わず黙々と生きているように思える。 首相がまた辞職した。 国民は前回の選挙で体制の変化を願い野党に大部分投票した。 それなのに与党はまるで反省等無くて、ずっと前と同じような政策をとり続けてきた。 街に出ればパートや派遣社員ばかりが目立つ。 それは当たり前の医療保険や年金などまるで無い仕事である。 またきちんとした労働環境の職を求めても、その日暮らしの劣悪な仕事しかなかなか見当たらない。 なぜこんな社会になってしまったのか? 効率だけを求めるあまりに資本主義体制の一番悪いとされる、弱肉強食の世界が日本に実現してしまったのだ。 バブルも一部の資本家や悪乗りした銀行に主な原因がある。 政治屋(あえて政治屋と呼ぶ。これは政治を生活のかてにして名誉や儲けだけを考えている人だからだが)も当時は企業からの見返りばかりを求めて、そのまま放置しなんらの政策も打たなかった。 その結果、バブル崩壊が始まると政治屋はまた、その悪い銀行や大企業だけ救済し、つけは労働者に回されてしまった。 パートや派遣労働者が増えたのもこのせいである。 それで銀行や大企業のリストラが済むと、この10年間は国民の生活改善を悪いまま置き去りにしてしまわれた。 構造改革という名のもとに。 これもおおげさなパフォーマンスとは裏腹に改革はたんに名前をつけ変えた程度のもので、結局は増税されてしまっただけである。 与党の中にもわずかだが国民に目を向けた渡辺喜美さんのような政治家もいることはいるが。 現体制は政治屋が自分だけの名誉や利権の為に動き、また公務員は税金を食いつぶすしか能がない体制だ。 日本はかってのニュージーランドのように今の社会体制すべてを見直し、本当に国民が安心して生きられる新たな社会体制に変えないと日本の未来は無いように思える。 首相を変えただけの小手先の変化では全然良くなる事とは思えない。 国民は今の実態を良く観察しこれからの日本を任せて安心な真の政治家を選んで投票しないと、今みたいな人気や見てくれや話の面白さにだまされてしまう。 増えるばかりの老人たちを保護してやり、又次世代の日本の為になる政策を考える事の出来る、若くて実行力のある人を次の選挙で選択しよう。 今、手っ取り早いのは、やはり野党に一度政権を任せるほうが良いように思える。 どうも現状を見ていると花の事だけでなく、こんな事を書かずにはいられない気持ちになってくるのだ。 地方を見わたしても体制維持の自分の事しか考えていないような首長や議員もおおかただ。 今の幕藩体制をぶっ潰して、横断的に未来に向けた政治が出来るような坂本竜馬みたいな人が出てくるのを熱望する。 民主党では河村たかしさんも良い。 彼も国民に目を向けている政治家だと思う。 |
||||
日記前のページへ 日記次のページへ 日記の最初の目次ページへ 花図鑑ホーム |