花の里日記 2008.9.8 100 月曜日(晴れ) 霧の朝 起きたのは午前6時45分 外は霧が降っている。 |
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秋になると蜘蛛たちが 成長してくるのか、 庭の木々に蜘蛛の巣 が沢山かかって、 この重い霧をとらえて 糸が白く光って見える。 その朝の薄明かりの 中で花々が浮かび上 がっている。 |
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今最盛期を迎えたのはピンクの友禅菊で群れて盛り上がり咲いている。 通路の草の葉にも霧が降りかかって白くなり重いのか 葉先を垂らし歩くと足を濡らして冷たい。 石垣の隙間に植えた秋カイドウが雨が多かったせいか、 今朝は勢よい良く丸い花を沢山つけて綺麗だ。 高い木からはまるで雨のように霧の粒が凝縮されて 音をたてて降り落ちてくる。 気温は20度を割っているのだろう。 昨日は雨まじりの晴れたり曇ったりする変な天気だったが 夕方には北の高気圧が発達して空は快晴になり北風が吹き出していた。 こんな時の朝には決まって霧が発生する。 霧には重いのと軽いのがあるのがようやく理解出来た朝ではあった。 昨日は近くの高原へ出かけてみたが野萩が咲き、 ススキの赤い穂が出そろって秋色であった。 湿地には沢桔梗の光った濃い青の花が咲きそろい 薄紫のアザミに似た田村草と菊アザミの花が咲いていた。 どこか例年と違った感じがして温暖化の影響もありそうな初秋の日であった。 |
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