私の花図鑑    花の里日記
     2006.10.19     75

           木曜日   日本の格差社会化

 最近北朝鮮がきな臭い。
中近東問題がアジアに移りそうである。
共産党の国家は今はめっきり減ってしまったが、その理想はある程度理解できる。
人の安全で快適な生活を守る方法が違うだけだと思っている。
中国、ベトナム、日本、ヨーロッパやキューバ等の共産党が孤立している北朝鮮を国際社会に協調させて世界と仲良く出来るように説得するのはどうだろうか?
いくら資本主義の国のアメリカがその腕力で、北朝鮮を満足させるような交渉は出来そうもない気がする。
しかし
共産国も単一党の独裁はまるでいただけない。
官憲の専横や弾圧、無言の圧力があり、庶民が自由な暮らしや発言が出来ないのは最悪ではある。

 戦後日本は国民すべてが安全で豊かな暮らしが出来るよう努力してきた。
国民すべてがその為に努力して小さな家でがまんし高い物価もいとわず働いてきた。
ようやくその豊かな暮らしが出来るなと思う頃から、政策の掛け間違いで一気に陳腐な国家に成り下がってしまった。
詐欺師や強盗、殺人者が横行し始め、自殺者や弱いものいじめの増加、失業者が増える、また派遣労働、請負労働、パート労働の名の基に正規雇用が失われて
階級社会がにわかに現れてきた。貧民層の出現
そこでは社会保険や年金等はいっさい無い危険な労働である。
企業経営者(医者等も含む)は社会貢献等一切忘れて、わが身の保身に走り、その結果
階級社会がいっきに出現してしまった。一概には言えないけど。現代に新たな貴族の出現
金持ちの子弟は幼い頃から最高の教育を受ける。
一方貧しい労働者の子弟はいじめや校内暴力が起きた学校、能力の無い教師に教わり、その差は歴然としてきた。
これでは均等な教育とは言えまい。
劣悪な競争論理だけの教育
また公務員がにわかに増殖を始めて無駄な手続きを国民にしいて、その結果高い物価を招いてしまった。
労働の競争力が低下したのである。税金の使われ方の効率低下
また企業が安易に海外に進出して日本の労働の技術力が失われそうになってきた。
高級官僚は天下りして自分の利益の為に公務の権益を得ようと画策する。
政治家は企業の政治献金を得ようと企業寄りの政策を始める。
こんな社会なのに若者は
政治に無知(教育が悪い)で悪徳な政治家の口だけの改革に同調してそれを支えている。(選挙民は馬鹿にされている)

解決策とは
しっかりした正規な雇用を実現する事、又新たな雇用を創設する事。
政治家の企業からの政治献金を認めない事。
まづすべての公務の見直しをして、安価で効率の良い政府や地方自治体を作り出す事。
教育は教員の資質の向上を図り、均等な基礎教育を受けさせる事だ。





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