きはだ(黄膚) Phellodendron amurense
【みかん科きはだ属】分布地 九州以北

5〜7月頃上向きに薄い黄緑色の集団花を咲かせる  山地に生える
葉はうるしやはぜに似ている  葉は奇数羽状複葉で対生
木肌について、若い幹は平滑で光沢があり赤味がかるが、古くなるとコルク質をおびた灰褐色となる  幹を切ると中心部分が濃い黄色
雄雌異株  樹皮を剥くと鮮明な黄色の甘皮が出てくる
夏8月ごろが採取には良い  甘皮を乾燥させて日干しとする
皮を煮詰め胃薬の陀羅尼助を作る
樹高20mまでの落葉高木  幹や枝は素直に良く伸びる
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  この葉を食べる蛾 クロウスタビガを見る

用途:建材、甘皮は苦いが健胃材に利用する

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