私の花図鑑    花の里日記   2003.10.29 47
           水曜日  紅葉の森で


 快晴の日だった。この2〜3日の低温で山の紅葉が一段と進んできている。
森は太陽に照らされて赤、オレンジ、茶褐色、枯れ葉色、黄色、緑、深緑と空の水色まで加わりまるでカラーチャート(色見本)を見るようであった。
季節が変われば見せてくれる。何も手を加えもしないのに。そこに行けば見せてくれる。
見物料なんていらない。なんてすばらしいんだろう。
ガーデンや菜園ではいつも人の力(農薬や肥料)を必要としている。
四国の方だったか。菜園も自然の形にして色々な野菜の種を混合して蒔くだけ。
雑草を取り除く位で、その土地が生み出せるだけの物を収穫するといった自然農法を聞いた事があった。彼は自然理解の先駆者である。
森に座り森と同化してそう思った。


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