いぬざんしょう(犬山椒) Fagara mantchurica
【みかん科いぬざんしょう属】分布地は本、四、九州

花は7〜8月に咲く  薄緑の小集団花  雌雄異株
9〜10月に光沢のある黒い実を、枝先につける
山椒のようには葉が香らず食用にはならないので犬がついている
小葉と刺は山椒のようには対生せず互生(たがいちがい)する
落葉低木で3mまで  山鳩などがこの実を食べる
アゲハチョウ類もこの葉を食べる
刺は痛いので近ずきがたい  自然界は相互依存して成り立っている
不要なものなど無い  人間もそうだ  一人では生きられない
  別種に冬山椒鴉山椒ある 

利用:葉をつぶし打撲傷に使用

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