私の花図鑑      花の里日記  99.9.3   土曜日(夏の終り)

   初秋にもかかわらず湿気の多い曇りの日が続いている。
秋雨前線の下にいる感じがする。
町ではあれだけ鳴き立てたクマゼミも死んで、ツクツクボウシが夏の終りを寂しげに告げている。
吉和ではミンミンゼミが時たまにのんびりと暇を持て余しているように鳴いている。
このセミは春先も鳴いているような気がするがどうだろうか?

今年の雨は異常で花畠は草に占領されている。
また山の植物の成長が良いせいか野生動物も活発に繁殖してきている。
イノシシ、あなぐま、きつね、たぬき等が増えて山里の畠や田に出没し荒らしている。
じゃがいもやサツマイモもねこそぎイノシシに食べられている。
トウモロコシも一夜にきつねが2匹くらいで20本ぐらい食べていくそうだ。
飛び上がって取るそうだ。
農家も雨や動物の被害で大変だ。
あなやおろそかに野菜や果物を食べられない。
今花の里ではコスモスが咲き出した。
バラの花も雨が少なくなったので咲いている。
ススキ、おみなえし、くず、山萩はいま花盛りだ。朝は玉の露で飾られる事であろう。
青空に絹の筋雲でも流れればいよいよ秋である。

  夏に山で良いのは、渓流があちこちにあって泳げる淵でノンビリと過ごす。
水温は低いがいったん水につかると爽やかでいっぺんに涼しくなる。
冷たい湧き水も飲めるし木陰もあるので避暑には最高だ。
ただし虫の少ない場所を選ばなくてはいけない。
自分だけの
清流さがしは面白いと思うけど見ている貴方はいかがでしょうか、

  夏の吉和の夜、天の川の銀河の壮大な流れと散らばった星はすばらしかった。
おまけに空のどこから流れ出るかわからない流星群のショーも素敵であった。
約2時間くらいの間、花の里の舗装道路(私道)の上にシートとクッションを置いて寝て夜空を見上げていた。
今年一番の記憶に残る
星祭りのメモリーとなった。

今ページを作成中で音楽を聞いているけど、最近はライチャス ブラザース(Raghteous Brothers)とクリュデンス クリア ウォーター リバイバル(Creedece Clear Water Revival)が再度良くなってきた。
サッチモも好きだ。
自然でソウルフルなのが好きになってきた。


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