![]() №489 火曜日 (雨) 珍しい 長い長い夏がようやく終わりそう。 でもまだ台風が南の台湾あたりを襲っている。 今日の雨は梅雨の再来か? 日本の植物の世界は気候変動で振り回されている。 人間世界も大変。 それは食料生産が気候変動に追いつけないから。 生きて行くだけでも大変なのに、まだ戦争を起こす国があるからか。 道を走っていると道端の山や農地のそばに時々真っ赤になつた穂と実みたいなものがある。 木の高さは3m位だろうか。 木のてっぺんに1本だけが、その真っ赤な赤い実と穂をつけている。 その赤い穂の長さは40cmはありそう。 (下の写真は後日に別の道そばの斜面地で写した) 木の名前はヌルデ(白膠木)だろうか。 花の木の隣にも1本生えていたが緑の葉をつけて花なしであった。 また周りが皆、緑の木たちでそれが特に目立つのだ。 似ている木でリョウブ(令法)がある。 この花はやはり沢山の穂と花があるのだが花穂は横に倒れている。 もう一つ似た木でタラノキがあるがこの木はまるで赤い色は関係無くて花は黄緑。 で写真を撮りたいのだが大きな道は車が走り回っており、止めて撮影は出来ないのだ。 こんな現象は生まれて初めて見る気がしている私である。 それともう一つ。 珍しい事が事務所の横の庭で起きている。 それは植えて20年位たった今に、海岸の暖かい浜に生えるハマユウ(浜木綿)で初めて花を咲かせた。 今まで、ほとんど冬の寒波で枯れて葉がまるでない。 それで1年は過ぎて、また同じ事の繰り返し。 亜熱帯の植物はこんなものであろうと思ってた。 それが今年は夏に葉が見事に大きくなり10月に入ると花茎が伸びて、10輪ほど白い花が咲いた。 今年の異常さがわかるのである。 この1年、温度と降雨の異常で枯れる植物と、その異常の中を見事に対応して大きく成長する木もある。 それとまた道に狸みたいな小動物が車に、はねられて横たわっている事が多かった。 彼らも異常な自然の中で振り回されているのである。 後日に他の場所で写した写真 ![]() 日記前のページへ 日記次のページへ 日記の最初の目次ページへ 花図鑑ホーム |
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