私の花図鑑          花の里日記  2021.7.27   459


          火曜日  (晴れ)  夏の盛り


 3日前であるが花の里の別荘地が少し猪たちに荒らされた(小鬼百合の根を食べに来る)ので、やむを
得ずにそこを草刈りをして整備しようと思ったのである。
今年は異常気象で雨が多くて草が異常に、はびこり成長も早い。
で私は今年の初夏から秋までは絶対に草刈りはしないぞと決めていたのである。
広い面積での手入れはもう体がもたないと思ったのである。
で自然に任せほっておいたのだが、しかしこんなに荒らされてはどうしょうもないので動きを最小限にして
荒らされた別荘地付近を草刈りしようと思った。
その日は結構暑くて大変そうなので朝起きると、一番に出かけて約1時間程草刈りをして整備した。
作業はたった1時間なのだが太陽が照っていて体が蒸しあげられ大汗が吹き出た。
これでは体力が持ちそうにないと思い、すぐに作業を止めてのんびり入浴した。
でここの湯の神様に助けられた気持ちがして元気回復。
管理棟より、のんびりと窓の外の野鳥や蝶たちの動きを見て、また蝉たちの合唱を聞き浴後を過ごしていた。
なんとか古いテープレコーダーも動いてくれて懐かしい昭和の音楽も聴いていた。
そんな一日であった。

 今日も天気が良いので近くの別荘地の整備を朝にして、午後は山の別荘地に行った。
行く道の里山の稲田ではもう稲の穂が出ていて花も咲き始めそう。
今年は雨が異常に多く、また梅雨が終わると極端な暑さで太陽が稲田を長く照らし雲もあまり出ない毎日。
それで私はもう稲の花が咲き始めたのかと思った。
それに比べると今年は道端に見る葛(くず)の茂みにまるで花が無いのがこれまた異常だと思った。
蔓にはまるで蕾も出ていない。

 山の別荘地では最高気温が28度から29度までで、また空は落葉樹たちの青葉が茂りに茂り太陽が地面
まで届いて来ない。
高い場所なので風も適当に吹くので軽く動いていると凄く楽。
太陽の下での暑い草刈りとは全然違うのである。
ただ問題は車の排気ガスが出るとあら不思議。
アブやブヨや蚊たちが異常に飛んで来るのである。
で蚊取り線香を炊いているのであるがあまり効果は少ない気がする。
まあ広い山地の中なのでそうかも。
鬼ヤンマは飛んでいたのであるが。
でジェット式の噴霧の殺虫剤を買ったのである。
これなら何とか対応出来そうな気がするのである。
こんな毎日。
コロナ騒動やらオリンピックやら異常気象で人間までも異常になると思う今年の夏である。
そうそう。木の花はリョウブの白い花位が咲いているだけ。
花が少ない淋しい夏ではある。
珍しい事と言えばこちらの別荘地を作っている吉和の別の谷の部分に夏椿の群落があり白い花を咲かせて
地面にも沢山と白く落ちていた。
珍しい発見ではある。

 追加で

花の里の入口の画像で6月の初め  小さかった山法師も大きくなり白い花を満開で咲かせた。
門の横で垂れ下がり咲いているのは野生で自然に生えた空木(うつぎ)。
手前のピンクの花は宿根草の京鹿の子である。 花の里の数十年の年月の経過ではある。
管理棟は木々で見えなくなった。





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