花の里日記 2020.8.31 438 月曜日 (晴れ) まだ暑い この2〜3日は夏らしく暑い日であったが、午後には山間部で夕立がありようやく雨が降った。 降る前は草花たちはしおれて刈れそうな感じであった。 でも山の釣舟草の花はようやく数輪咲いた感じだが、花はまるで魅力なし。 山の野草園ではなんとかヒゴタイが紫の花を茎の上に一個だけ咲かせている。 湿地部分では沢桔梗が青い花をこれもなんとか数輪咲かせた。 これは九州の山間部の野草を扱う園芸店で買ったものである。 その時一緒に買った水芭蕉は盗人に取られのか又猪に食べられたのか無くなった。 自然の中での園芸はなかなかむつかしい。 花の里でも入口の石積の縁に植えている秋海棠が蕾をつけたのに枯れそうになっていたので、 井戸からの水を撒いてようやく生気を回復したのである。 その点、ここの草原に生えている女郎花(おみなえし)の花は集団で見事に黄色の花を咲かせている。 また花壇のフロックス(おいらんそう)も乾燥に負けず綺麗に花色を出して咲いている。 ここの土地は田んぼの用土も含まれていて水分を逃がさない感じなのでこうなんであろうと思う。 今年の夏は植物や昆虫や鳥や動物にとって苦難の夏であった。 そう言えば私も夏の初期は元気に山の手入れをしたものだが後半になって体力切れでもう動きが 悪くなってしまった。 あとは涼しくなるのを待つばかりである。 日記前のページへ 日記次のページへ 日記の最初の目次ページへ 花図鑑ホーム |
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