花の里日記 2018.12.15 382 土曜日 (快晴) 朝霧 今朝は北の高気圧が張り出し、久しぶりに見事に晴れわたり気持ちがよい。 それではと周防大島に出かけた。 今日はこちらで山桜の肥料を買う暇が無いので向こうで買って施肥しようと思ったのだ。 早めに出て祭日で割引がある高速道路を利用した。 途中の里山では太陽があたる家や田はいかにも暖かそうだ。 しかし山かげの民家の屋根や田では霜が降りていて全体が真っ白くなっていた。 そんな田に太陽が当たってくると、その沢山の霜が融けて朝霧となって空に白く舞っていた。 そんな風景は始めて見る事なのでとても美しい。 こんな自然が日本の里山の良さであろうと思う。 それから峠を越えて海辺に出るともう霜等の影も見えない。 それは暖かい瀬戸内海の水の恩恵であろう。 現地には昼前に着いたがまだ海からの東風が吹いて少し寒い。 まず焚火をして体調を整え、それから現地の店で買った肥料を山桜に与えた。 肥料の袋は重さが15kgあり、高さが20〜30mある丘の上に持って上がるのは結構苦しい。 二つに分けて持ち上がっていた。 今回の肥料は粒状でなく粉末なので粉が舞い、なにか呼吸で吸い込んではいけないと思い風上からやった。 やはり事務所近くの大工センターでの粒状の商品が細部まで考えられていて素晴らしいと思ったのだ。 全体で山桜の大木は20本位あり、今日は1/4だけしか施肥出来なかった。 昼食を取り、午後は丘の最上部の法面の草刈りをした。 そこは太陽が当たり風も無くて快適な環境で作業も順調であった。 蔓性の植物たちも全部切っては可哀そうと思い少しだけ彼らの藪を残しておこうと思った。 野ばらや美男かずら、むべ、あけび等があるからだ。 疲れたら眼下の海や港町、蜜柑畠、山林を眺めて小鳥の囀りを聞きながら休んでいた。 今日は国道を走る車はやけに多い。 先般の大島大橋の通行止めを解除したからであろうと思った。 ここは山の別荘地の初冬とは違い小鳥が沢山いる。 もう少し綺麗に整備したら、この丘の上でお茶やコーヒーを沸かして飲むと最高であろうと思う。 山の別荘地ではいつもしている事なのだが。 ここに小さな茶室でも作れば夢が実現するのだが何分に・・・・ 日記前のページへ 日記次のページへ 日記の最初の目次ページへ 花図鑑ホーム |
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