私の花図鑑          花の里日記  2018.11.11   378


              日曜日  (晴れ)  山の生物

 今朝は急な電話で別荘地の進入路の工事をすると言う事で早速出かけた。
行く途中で猿が交通事故で死んでいた。
彼らは結構山里の人家近くに来ているのだ。
午前中はその別荘地の現場で、工事の打ち合わせをしたり敷地の整理をしていた。
結構疲れたので現場をそこそこに切り上げ山の別荘地に向かった。
その途中ではタヌキもはねられていた。
今年はドライブしていてあまり動物を見かけなかったのだが今日は不思議である。
彼らは冬越しの餌探しで忙しいのであろうか?

 もう奥の山では紅葉はほとんど終わって木々は裸状態である。
そのかわり林は明るく見通しも良い。
赤や黄色の残った葉たちが太陽に照らされていた。

 山の別荘地に着くと道に小さな野鳥が結構多くいて、車で登って行くと飛び立ち逃げていく。
瞬間的なのでどんな鳥やら名前がわからない。
白いのと黒いのが二種類わかれているのだが普通あまり見かけない鳥たちである。
道に落ちている木の実や草の種を食べているのだろう。
雪が降る頃には南に移動するのではあるのだが。
それと若い山鳥の雄を良く見かける。
まだ尾のほうが綺麗でなく黒い尾である。
たまにはカケスも見るのだが彼らは隣の杉林にいるのであろう。
今日は野草園部分の道の落ち葉の取り除きをしていて突然鳩が頭上をすばやく横断して行く。
ちらっと見たのだが体の青緑の色がキラリと見えたのである。
いつもホウホウと声は聞いていたのだが姿を見るのは生まれて初めて。
その名前は青鳩と言い綺麗で素晴らしい鳩ではあった。

 それと栗の枯れ木の根元に珍しくムキタケが10本ばかり生えていたのだ。
今年は地面から出るキノコは沢山あったのだが木から生えて食べられるものは初めてである。
他の場所で数年前から生える場所に行って見るとここにも10本ばかり生えていた。
出来のいいものを10本ばかり取っておいた。
帰ってすき焼きに入れて食べようと思っている。
帰りに花の里で入浴したのだがここは黄色の紅葉ではあったがなかなか風情があった。
窓の外では蚊の仲間であろうか、白い虫が丸く輪を描いて集団で上下に飛び回っている。
秋の終わりらしい風景ではある。
ここから遠く見えるスキー場はもう人工雪をコースに入れていた。
スキーシーズンの始まりも近いのだ。
こんな日曜であった。

 追記 11月12日  不思議な事に今日庭のジンジャーの白い花が開いた。
11月に咲くのは初めてである。
早速ジンジャーティーをいただいた。
今年は異常気象である。
今日、農家の人に今年の米の味はいかが?と聞くと例年と変わりは無いと言う事であった。
残念。

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