![]() 日曜日 (曇り) 夕立 昨日は晴れたような、また雲が出て雨が降りそうな安定してない天気の日であった。 仕事は入って無く、周防大島に行く用事もあったが暑そうなので山の別荘地に涼みに出かけた。 花の里はいよいよ夏の花が盛りとなり華やかである。 右上の赤い実は藪手毬 今年も沢山実がなった 花はもうごちゃまぜ ![]() おまけにまだアジサイの花も元気に咲いていて、また原野ではオミナエシが集団で咲き出した。 今の花のメインは白い大葉ギボウシでオイラン草も各色が咲いている。 大葉ギボウシは梅雨の多雨が良かったのか大集団を作り長い花をそこそこに伸ばして咲いている。 ヨーロッパではこの花を花壇に植えているというが結構広い庭には似合いそう。 大葉ギボウシ ![]() また白いフィソステギア(角トラノオ)の花がピンクの花に先立ち咲き始めている。 アメリカ菊の青い花も低くて可愛く咲きだした。 道の傍ではブットレアが紫の花を枝先にあちこち咲かせ始めた。 現地の気温は27度で扇風機をかけるとなんとか耐えられる。 早速山の別荘地に出かけた。 相変わらず山では道の傍の茂った灌木を整理していた。 時々カッコウとホトトギスの囀りが聞こえてくる。 鳴きまねをすると元気になるのか盛大に鳴き始める。 ウグイスもしっかり鳴いていた。 道の傍ではヒヨドリバナがぼちぼち咲き始めた。 またホトトギス類も同じく咲き始めている。 野草園では木の下の陰地に植えた銀梅草が増え始めて白い花を咲かせていた。 山の花たちも季節に合わせてもう夏の花に変わっている。 作業で汗をしっかり出したところで夕立が始まり、これ幸いと花の里に帰り入浴した。 このあたりは西中国山地で夏は夕方になると必ず夕立が降り涼しくなる。 気温は24度位まで下がってくるのだ。 ところで今日、庭の木に巣をかけたモズの子たちが巣立ちの支度を始めた。 3匹育っていて親の大きさまで育っている。 小鳥の成長は早い。 鳴き声がうるさいがいなくなるのももうすぐである。 それまで辛抱。 今朝はようやく天気が回復して青空も見える。 山の別荘地に今日も行き草刈りと折れた枝などを燃やしていた。 動いていると汗が吹き出すがなかなか気持ちが良い。 林を手入れしていて逆に山に生かされている気もする。 適度に動いていると健康にもプラスだ。 山の綺麗なオゾンも体を活性化してくれているのかも。 もう一つは花の里の湯のラドン効果もあるかも知れない。 今日は夕立は来なくて少し蒸し暑いが気温は27度だった。 夕方には蝉しぐれが始まった。 帰りに今日は道を変えて帰ろうかなと思い少し北に向かい太田川沿いに市内まで下って行った。 車の窓を開けてのんびり走る。 もう行きかう車もまるで少なくてドライブは楽である。 夕方の田園は暖色の太陽光の影響であろうか、田園の緑がなにか美しい。 稲田も、5月早めに植えられたものは穂が出始めていて黄金色になり始めている。 老人たちや婦人たちは家から涼みに外へ出て談笑している。 そこの家並みは赤や黒の瓦と茶色の焼杉板等で壁が作られており、そんな昭和の風情が見ていても落ち着く。 私は太田川を下る清流の水になった気分で、のんびりとドライブし道を下っていった。 川の岸には沢山の丸い石(20~30cm程度)が見えるが先般の大雨による濁流の影響だろうか 表面が磨かれ真っ白になっていて、まるで石灰石の大集団を見るようであった。 川岸の茂みには小鷺が5~6羽止まっていて羽を動かして遊んでいる。 なかなか美しいものであった。 さすがに田舎の自然豊かな夕景ではある。 そこの道沿いのレストランや宿泊施設は時代の変遷で営業出来なくなり もうカラオケ店になっていて地元の人たちが多数訪れるのであろう。 盛況のようであった。 夕闇が訪れて道路の照明灯がぼんやり灯る中、家へと帰って行った。 参考 太田川中流の風景 日記前のページへ 日記次のページへ 日記の最初の目次ページへ 花図鑑ホーム |
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