花の里日記 2017.6.26 320 月曜日 (曇り) 生存競争 今日は梅雨前線が四国にかかって南にあり、こちらは曇り。 今は別荘地の草刈りに追われているので、今朝はまだ涼しいかなと思い近くの別荘地の草刈りに出かけた。 現地に行くと空が明るくなり青空が見えてきた。 現地は元が田で今は草原となっており、まだ草刈りが1/3程残っている。 見ると土地の中間あたりがイノシシたちによって掘り返されて穴が沢山あいている。 1部分は水路側の石も掘り返されていて水路の形が無くなっている。 まあ動物耕運機で土地の耕作をして貰ったと思い、残った奥の部分の草刈りを始めた。 少し動くだけで汗がにじみ出て来る。 1時間程草刈りをして暑いので退散した。 やはり私が普段行っている山の別荘地とは気温が大分違い暑い。 まあ夏至が過ぎて蒸し暑い時期だからやむを得ない。 体を壊しては意味が無いから。 気が向いた時に動けるのが一番楽しいかなと思った。 ここではようやく夜に源氏蛍が出始めている。 事務所に帰ってシャワーを浴びてスッキリ。 南の窓の外では今、大金鶏菊の金色の花が満開で光輝いている。 この花は強健で道路や川土手等にも野生で咲いている。 私の好きな花ではある。 花も咲き終えた花を切ってやると長々と咲いて呉れる。 他にはピンクのモナルダも満開。 濃いピンクもあるが赤色のものはもう消滅してしまった。 やはり原種系のものは強健なのであろう。 この花にはやはり蜂が蜜集めに飛んで来ている。 さすがと思った。 大金鶏菊とピンクのモナルダ 薄ピンクのモナルダ 右の緑の葉はジンジャーで夏に咲く それとここにはカリンの木が数本あり大分成長して茂みを作っている。 そこになにやら藁の葉みたいなものが絡まっているなと思い中を覗いて見た。 すると中からモズが飛び出して逃げて行った。 よく見るとモズの巣が見える。 もう卵を産んでいるのかなと思ったがそっとしておいた。 以前モズの餌のハヤニエとして燕の生々しい死体がこの木に刺してあった。 彼らにトゲのあるこのカリンの木が気に入られたのであろう。 もう住宅地化した私の事務所の周りにはいまだに燕の巣が沢山あり、いつも燕がうるさい位沢山飛び回っている。 モズは餌が豊富にあるのが嬉しいのであろうか? さすがにこの弱肉強食の自然界ではある。 我々人類も地球に増えすぎると天の神にそろそろ間引かないといけないなあと思われるのであろうか。 たしかに人口が増えすぎると土地の奪い合いを始めて戦争が起きてしまう。 なさけない人類ではある。 昨日は山の別荘地に行って道の草刈りなどをしていたが近くの林の上でギャーギャーとうるさい鳥の声がする。 私は鷹がキツツキでも捕らえたのかなと思い見に行って見た。 声は木の上のあちこちから聞こえてくる。 鷹は見えなかつた。 よく見ると嘴が黄色で体は黒に見え少し大きい。 考えてみると仏法僧かなと思った。 黒つぐみだったらもっと可愛い声である。 彼らは幼鳥の巣立ちで騒いていたのか、又仲間争いをしていたのかどちらかかなと思った。 ここの木の花は白い山法師と薄青色の山あじさいと小あじさいが咲いていた。 小紫陽花 もう林全体に緑色が深くなり花はあまり目立たない。 野草では満開のうつぼ草と咲き始めた白い鳥足升麻が目立つ位だ。 笹百合は数が多くてまだ開花中である。 道まで生えて繁殖したウツボ草 中にタツナミソウが咲いているが写ってない 鳥足升麻で咲き初め 植えた花では紫仙台萩が一本増えもせず紫のマメ科の花を咲かせていた。 よくも手入れもあまりしないのに生き残ったのが不思議である。 他には白いほたるぶくろがようやく満開。 この日は花の里で自然繁殖したギボウシとシュウカイドウの小さな苗をここの野草園に植えて来た。 帰りに花の里へ行って花を見てみるとウドンコ病で全滅したと思っていた京鹿の子の花が2割位残って咲いていた。 やはり咲くとこの花は華やかではある。 それと白いノコギリ草も咲いていて色の対比が美しい。 それと黄色のキリン草が庭の立水栓の近くで一本咲いていた。 また倉庫の東側にはツルのクレマチスがようやく紫の花を咲かせた。 ここにはクロコスミアが雑草みたいに混じりこんでうるさい。 それでこの部分のクロコスミアを全部抜いていた。 これで前に植えていた野草の風車が復活して花を咲かせてくれれば嬉しいのだが。 他には赤い八重と一重の撫子が咲いているが数量が少なくなっている。 保護してやらないとなかなか増えない。 他にはタチアオイが咲いていたが今年は程々である。 年毎に咲き方が変わる花ではある。 花の里の庭 濃いピンクが京鹿の子 白はノコギリ草 日記前のページへ 日記次のページへ 日記の最初の目次ページへ 花図鑑ホーム |
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