花の里日記 2016.3.26 285 土曜日 (晴) つのはしばみ 昨日は北からの寒風が吹いて春模様を感じさせない寒い日であった。 外に出るのも気が進まないので事務所で内業をしていた。 今日は朝寒いけど寒風は少なくなり空は晴れて気持ちが良い。 それでは山の別荘地の整備に行って見ようと思い出かけた。 途中の山里はまだ梅が咲いているがもう終わりみたい。 山道の渓流ではもう高野水木の黄色い花の集団が見事に花を咲かせている。 また道の崖の斜面の日当たりの良い場所では檀黄梅が梅みたいに黄色な花を咲かせている。 いよいよ早春の本番。 花の里ではもうクロッカスは終わりクリスマスローズが満開。 クリスマスローズの白花 それとチオノドクサの青や白やピンクの花が可愛くつつましく咲いている。 昼食まで花の里の花壇の落ち葉整理をしていた。 少ししただけで大分綺麗に見える。 昼ごろであるがモグラのせいか地面の浮いた一部分はまだ凍っていて硬い。 今朝の寒波はきつかったのであろう。 それでもここの宿根草たちは元気。 さすがに寒地に強い花たちではある。 周りの落葉樹には小鳥が少し集まって飛んでいる。 中に白黒のシジュガラが目立つ。 巣作りでもしているのだろう。 もう野鳥たちは春の繁殖シーズンに入っている。 昼からは山の別荘地の整備に向かった。 早速道のサイドに集まって落ちている落ち葉をエンジンのブロワーで吹き飛ばす。 しっかり木の下まで吹き飛ばさないと、イノシシたちが来て牙でその辺りを掘り返し山ミミズを探して道を壊すのである。 頑張って綺麗に吹き飛ばしていた。 また藤等が絡まった落葉樹等は雪の重みであろうか折れかかっている。 その藤の蔓を急な斜面に登り切っていた。 そんなところは普段入らない所で自然に蔓が繁殖しているのである。 また野草園の入口道路の砂利敷きの道もブロアーで落ち葉を吹き飛ばした。 するとその道も見事に綺麗になる。 さすがに石油パワーは強い。 これを充電器などのマシーン等でするのは無理であろう。 石油に感謝である。 最近は自然エネルギーの仕事にも関わっている私であるが、やはり石油も大事である。 山を眺めると木々の去年の清算は寒風が吹いて見事にされている。 そんな眺めの良い山にはそろそろ白文字達の早春の黄色い花も見られる。 キツツキのトントンと言う響きも谷間から響いてくる。 気温は12度位で動いても楽。 落葉した灌木の中で目立つのはつのはしばみの垂れた雄花である。 3m位の茂った枝から見事に花を垂れている。 今年は特に目立つのだ。 実は食べられるようだが試食した事は無い。 下は つのはしばみ 帰りに少し野草園の通路の落ち葉を清掃していた。 しっかり作業して時間を見るともう5時過ぎている。 でも辺りはまだ明るい。 春分を過ぎていよいよ別荘のシーズンも到来である。 日記前のページへ 日記次のページへ 日記の最初の目次ページへ 花図鑑ホーム |
---|