花の里日記 2015.5.31 №257 日曜日 (曇り) 雑草花壇 この所暑さが厳しい。 もう梅雨が近い感じがする。 ここの事務所の小さな庭には金色の大金鶏菊が満開で、占拠しのんびりと風にそよいでいる。 蝶や蜂たちも訪れて初夏らしい。 最近は雨が少なかったので植物たちには厳しい感じだったが、ようやく昨日の午後からのしとしととまるで梅雨を思わす雨が降って乾燥した地面を濡らして呉れて一安心。 植物が元気に育つのは嬉しいのだが、去年の雨で木や草が育ちすぎて木は風や雪で折れ、草は茂り過ぎて管理には困ってしまった。 山の別荘地でも折れた木の処理や花の里では繁茂した草の刈り取りは大変だった。 このところ別荘地の現場に行っても管理には手間が例年の倍位かかっている。 草刈りも連日でとうとう腰の背側を痛めてしまって動かすと痛い。 何事もほどほどが良いなと思う。 今700坪位ある田の整備をしているのだがここでも草刈りが大変だった。 田は全部で5区画あるのだが3枚は綺麗に草を根から刈り取っていた。 そこは今茶色の地面になっている。 あとの2枚は刈りくたびれてどうしょうかと思ったのだが、ここは菜種に似た牧草みたいのが春一面に黄色く咲いて綺麗だったのを思いだし、今生えている野草(雑草)も緑が綺麗で、それぞれ小さな花も咲くので残してやろうと考えた。 ここは野鳥が色々飛んできて草の実を食べたりしていた。 キジもくるし山鳩もカラスもくる。 野ネズミも草の中を走っているしヘビも見える。 蝶や昆虫も来ている。 そこはこのあたりで1部分だけ残された、まるで自然の縮図のような場所の感じがする。 周りの田植えされた稲田もそれなりに綺麗。 雑草たちは白の姫じょおん、雌待宵草、アメリカ風露、イネ科の牧草、よもぎ、仙人草他で また私が植えた大金鶏菊やクリサンセマム ノースポールが交じっていて、円形や四角に形造り残しておいた。 そこの中を歩くのもなにやら楽しい。 これからどうなることやらだが梅雨を迎えて蛍も出るしこの雑草たちがどんな花を咲かせて呉れるのか楽しみである。 私の作る庭もとうとう雑草花壇となってしまった。 日記前のページへ 日記次のページへ 日記の最初の目次ページへ 花図鑑ホーム |
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