私の花図鑑          花の里日記  2013.3.22   190

         金曜日 (曇りのち小雨)   
早春の風景

 今日は久しぶりに花の里に行った。
朝の気温は低くて零度近くでこれでは花もまるで駄目にような気がするが。
それでもこの寒さに負けずにクロッカスとクリスマスローズ、三隅草、スノードロップが咲いている。
黄色の水仙は蕾を出し始めている。
木のアブラチャンや檀香梅も新芽に先立ち黄色の花を咲かせ初めている。
なぜに彼らがこんなに元気なのか不思議ではあるが。
近くのスキー場はもう雪も一部溶けて滑れなくなっていた。
山間部では今白いタムシバが裸の落葉樹林に中で満開に咲いている。
街でもコブシの白い花が元気に咲いて、今年は当たり年かとも思える。
そう言えば海岸部の暖かい山では山桜が薄ピンクの花を咲かせていた。
普通は山桜のあと位がタムシバの開花だが今年は反対。
どうもこの数年は異常気象ではある。
山の別荘地では薄グリーンの蕗の薹(ふきのとう)が沢山出ていて持ち帰った。
これは季節物ではある。

 春はつい山口県の海岸部の秋穂に行きたくなり、今日も中国自動車道経由で出かけた。
中国自動車道は貸切状態。
まるで走行車両は少ない。
沿線の山はタムシバが道路の専属のようにあちこちで咲き誇っている。
秋穂の緑の麦畑は光輝くようで、まるで緑の絨毯みたい。
そばには黄色の菜種の花の畑もあり今花の最盛期だ。
空にはひばりの声もしている。
低い山には青文字の黄色の花の集団も見られる。
やはり日本の美は海、山とこの緑の田園だろうとつい思った。
畑には作業の軽トラックがあちこちに見られ農作業も忙しくなってきたようである。

    

TPPで日本の農業問題が騒がれているようだが、私には野菜の産地が表示されれば進んで外国産は買わない。
高くても日本産を買う。
それは新鮮で食べても安全だからと思うからで、弁当等の加工品も産地表示をすればテキメンに日本製を買うことになると思う。
これは私だけの考えだろうか?

 世情を見ればこの東アジアで北朝鮮、日本の国境の島の帰属問題でなにやらキナ臭い。
この際、世界のノーベル平和賞を貰った人たちに集まって貰って解決策を考えて貰い、関係国が協議して平和的に問題処理したらどうかと思う。
人の英知はこんなところにあると思うのだが。
強い武器を揃える事が一番とはまるで思われない。

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