私の花図鑑          花の里日記  2011.2.20   150

         日曜日 (曇り)   恋を大事に


 今日は少し山奥の民家を整備に行っていた。
その建物は谷あいの少し山に上がった所に立っている。
勿論わら家である。
まづ庭を整備して古いものを片付けている。
どこの民家も同じだがそこで人が暮らした年月が眠ったままで置き去りになっている。
私は私なりに今の時代に合うように変えていくのが仕事である。
民家はどこも自然の水が利用出来るように工夫されていて緑も豊富なのでいても楽しい。
野鳥が来たり猿までが顔を見せて呉れる。
休日仕事が入らないとこんな事をする毎日。

 ところで私はホームページを始めて10年以上経過してしまった。
近頃母や叔母、従兄を亡くしてなにか自分に番が回って来てきたような気がしている。
一応計算してみると仮に20年生きても7,300日。
1日1円使ったとしてもたった7,300円にしかならない。
1日が1/7300だ。
そう思うと私の貴重な時間を食い荒らすホームページなんかしてはおられないなとつい思う。
と言いながらいまだに少しだけしている私である。
こんなページを見てくれる人がいるから、つい続いているのでもあるが・・・・・

 昔若年だった時、時間を持て余し壁を眺めていた。
そんな時に少ない小遣いを出してミニ版のLPを買ってきて聞いていた。
それは25cmの径で、普通LPは2,000円から1,500円していたが1,000円で買える。
当時はフォークやらカントリーが好きだった。
それはカントリーヒッツのオムニバス版で色々な曲が入っている。
つい道にそれるがオムニバス版は良いのが濃く入っていて、今でもCDを買う時はつい
買ってしまう。
でその中にワンダー ジャクソンの We haven't a moment to lose (恋を大事に)
の歌があり妙に心に響いた。彼女の震え声も素敵で、それは

  
私はいつも壁の時計が気にかかり、カレンダーは時が過ぎていくと言っています。
  明日は思わないで今日の時を生きましょう。
  私たちの持っている時間を無駄にしないようにしましょう。

こんな意味の恋の歌であつた。
その言葉は今でも心の片隅で生き延びていて、いつも私にそうささやいてくれる。
カラオケでよく私は古いけどプレスリーの It's now or never
(イッツ ナウ オア ネバー)を歌う事がある。
これは 明日でなく今日! と言う意味でジョン シュナイダー が歌いリバイバルヒットも
した心地良い恋の歌だが。どちらかと言うと男性の方からの言葉的ではあるが?
ついでにプレスリーの曲では最近UB40でヒットした Can’t help falling love with you
があり妙に心地良い。

 追加でもう一曲。    2.28
フォークソングの全盛時代にニュー クリスティ ミンストレルズと言うグループがあった。
グリーン グリーンが代表作で教科書にも載っている位である。
メンバーにランディ スパークスやバリー マクガイアがいた。
ランディ スパークスの代表曲にToday 歌入り 歌詞 (トゥディ 今日の日を花咲こう)があり
綺麗な曲でこれも好きだった。彼の声はクリアで若々しい。
バリーマクガイアも渋い声で Eve of Destruction 歌入り 歌詞 (イヴ オブ デストラクション 破壊の前夜)の反戦歌を歌い当時ヒットした。
彼の歌ではタウン アンド カントリーが生き生きとしてアメリカらしく素晴らしかった。
日本人の伊藤きよ子も参加していた事があった。昔の話だが。

 アメリカの話になるとニール ダイアモンドの アメリカ そのものの歌があり、建国の精神が見事に歌われていて心を打つ。
どの国も富んで来ると建国の精神が忘れ去られておごり高ぶってしまう。
日本も心しないといけない。
こんな音楽の話になると、幾らでも話の糸がつながって切が無い。



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