私の花図鑑          花の里日記  2010.12.31   148

         金曜日 (晴れ)   2010


 昨夜は寒風が吹き小雪が舞っていた。
今朝、目が覚めると何となく部屋が寒い。
外を見やると白い雪が地表や屋根を白く覆っている。
事務所のあるここは谷あいで街より気温が2℃程度低い。
雪の冬は遊ぶのには楽しいが、いざ住むとなると大変。
冬に暖かい土地にあこがれるのは私の先祖が南からの渡来人であったのかとつい思う。

 先ごろ鹿児島に休日の高速割引を利用して出かけてきた。
あちらは緑の広々した畠と温泉、新鮮な魚があって冬でも気持ちが安らぐ。
またこの寒い冬でも庭で咲いているブーゲンビレア等の亜熱帯植物がありなんとなく楽しい。
広々と南の海が見える露天風呂や山の池の傍にある硫黄の匂いのする熱い風呂もあった。
開聞岳が見える広い田園の中の丘の上にある日帰り温泉もあった。



見かける観光客も年配の人が多い。
アメリカも南のフロリダ方面に老人が多く住んでいるようで似ている感がある。
また逆に暑い夏には北のアルプスや北海道の爽やかな、お花畑を思ってしまう。
人の無いものねだりは昔からの人間の普遍的な欲求なのであろうと思う。
暑い夏と言えば今年の夏はひどかった。
おかげで今年は山の作業が出来なくて運動不足に陥ってしまった。
来年はしっかり動いて体力回復しないといけないと思っている。

 今年した事と言えばHPの携帯用とモバイル用のページを作った事。
またカラオケで歌をしっかり歌った事か。
美しい花や綺麗な風景を見て楽しく歌を歌い美味しい物を食べる。
花の咲いている緑の森で野鳥の囀りを聞いて一日を優雅にコテージや車で過ごす。
熱帯から北の地まで何処に住んでいても本来、人が楽しく思えるのは同じだと思える。
夢は果てしなく拡がるがそれは人の唯一の生きていく希望だ。
生と死は果てしなく繰り返されており、私たちはその中で命の灯火が消える時まで生きられる。
その灯火が消える時は明日かも知れないし数年先かも知れない。
来年もまた精一杯、次の夢の実現に頑張ろうと思う。


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