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![]() 火曜日 (曇り時々雨) 時雨降る日 北風に祭りの長竿の旗がばたばたと音をたてている。 木々は黄色や赤に彩られているが、くすんだ緑の葉が大部分残っており風にゆらいでいる。 空には強風に遊ぶカラスが一羽舞っている。 昨日は雨だったけど今朝は少し晴れていたので花の里に来て見た。 こちらの空は灰色の雲に覆われて陽も射してこない。 気温は10度近くでもう冬の到来が近いようだ。 山は一度に季節が変わる。 花壇では秋明菊や藤袴が咲いているがなにやら寂しげだ。 冬近くなるとそよごの小さな赤い実が目立って見えてくる。 葉が少なくなったせいもあるかもしれない。 時雨が冷たい花の里の秋の日である。 最近あまり体を動かしてないので、こまかい雨が時折降るがかまわず山に行った。 林の中に入ると雨が気にならない。 頭上の上の木の葉に遮られるのだろう。 大きく伸びた木の間の細い成長が止まったような木を間引きしていく。 また地面に横に枝を張らせた子株等も取り去る。 こうして林の中を歩きやすくすると、なにか気持ちよくなるのだ。 周りが見渡せるようになると木々の全体像がしっかり確認出来てくる。 ここは植物の種類の多さと季節による変化が一番の特徴だからである。 辺りが薄暗くなる帰る頃には体も濡れてきた。 花の里で入浴して暖まらないと・・・・ |
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