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花の里日記 2010.5.29 130 土曜日 (晴れのち曇り) 白い花の咲く頃 天候不順が続いたけどようやく初夏らしく晴れて、乾いた風が心地良く吹いている。 北から吹いてくるのか気温は低めだ。 気持ちも良いので山に出かけた。 行く道で野猿に場所を変えて2回も出会った。 先日は7匹の小猪も目撃した。 天気が良いと野生動物も気がゆるんで人前にも出てくるのだろう。 花の里の管理棟の前に10年ほど前に植えた水木に一つ白い花が咲いた。 普通は梅雨に入る時期位に咲くがそれはさておき、植え込む前に10年程度はたっているようなので延べ20年であろうか、大きく成長してくれた。 おまけに葉を一杯つけているので西日を防いでくれる。 今まで花の咲くのを心待ちにしていたがなんとなく嬉しい。 そのうち実もつけてくれるだろうから賑やかになりそうだ。 木と言うものは新芽、新緑、花、夏の日影、実、秋の紅葉と眼を楽しませくれ、また冬の葉を落とした姿も風情がある。 草花と違い年々育ち形も変えてくれる。 あまけに野鳥は木が無いと飛んで来てくれないのだ。 そんな事で花の里は地元の山に普通に生えている木を沢山植え込んである。 |
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今年の春は日照不足と低温かなにかで花の色の出が悪い。 それと葉の緑も綺麗なのだが深みが無い。 今咲いているのは白や黄や青のアヤメ類、それと白と青とピンクのデルフィニューム、ルピナス、ハニーサックル、ライラック、オダマキ、それにハーブのジャーマンカモマイルだ。 カモマイルは紅茶に生の花を浮かべて飲む。 ほのかに香りがして美味しい。 山の別荘地では湿気の多い谷筋に藪手毬の白い花が満開だ。 他には鎌柄やがまずみ類の白い花も咲いている。 |
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また沢フタギは花が咲きかけで、そのうち綺麗に咲いてくれるだろう。 これも白い花。 地面では谷桔梗の小さい白い花が可愛く群れて咲いてくれている。 林はほとんど緑一色となって遠くからはホトトギスの特許許可局の声もしてくる。 私は道に生えた野草や雑草を草刈り機で切っていた。 梅雨入り前の爽やかな半日を白い花たちと過ごした半日であった。 日記前のページへ 次に進む 日記の最初の目次ページへ 花図鑑ホーム |