花の里日記 2008.8.17 96 日曜日 曇り 今日の前、二日間は低気圧の前線が日本海沖に出来て雨模様であった。 梅雨明けよりずっと雨が少なく庭の花たちも元気を無くしていたので救いの雨であった。 今日はようやく勢いを取り戻して綺麗に花を咲かせている。 暑い都会ではこのように沢山の花は見られようもない。 野草の濃い黄色の菊芋は庭の隅でしぶとく生き残って花を咲かせ、また薄い金色をした雌待宵草の大集団まで荒らされた田に咲き誇っている。 庭では虹色の花魁草が赤、紫、白と色とりどりに咲きその妖艶な香りを庭一杯に撒き散らしている。 白とピンクの角虎の尾、つるりと長い花茎を立てた黄すげもあちこちに咲いている。 蝦夷みそ萩の薄紫の集団も咲いている。 桔梗の青と白の花もある。 その他の花も散らばってあちこちに咲いている。 くがい草の青い花は終わってしまったが梅雨に枝を挿したものは沢山増殖した。 同じくブットレアも挿すと簡単に増える。 そのブットレアも青紫の豪華な花房を沢山つけ蝶が沢山訪れている。 ようやく赤トンボもお目見えして空一杯飛び回る。 トンボが出てくれると蚊やブヨを食べて呉れるので助かる。 でもこの時期はアブなどが出現するので状況はあまり変わらないが。 ブルーサルビアもようやく花盛りで蜂が蜜を探してブンブンと飛び回っている。 気温といえば25度程度で過ごし易い。 そろそろ秋の七草の花もオミナエシ、桔梗、河原ナデシコ、葛、ひよどり草が咲き始めてくれた。 いよいよ秋の訪れを待つばかりとなってきた。 盆の民族大移動もほぼ終わっていつもの時が戻るのもすぐ。 今年の夏は暑いばかりでほとんど何も出来ずに終わってしまった。 みんみん蝉がのんびり日長に鳴いている昼前の時。 少し秋風のような立ち始めて心地良く落ち着ける日ではある。 くさぎの白と赤のツートンカラーの花を切って花瓶に挿している。 それが甘い香りをさせて来ている。 |
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