私の花図鑑    花の里日記  2007.2.15   bV8

           木曜日   早春

 昨日は春一番とかで大雨と強風が吹いた。
その前の日は暖かくて、知り合いに聞いたらウグイスは初音をさせたとか。
ウグイスの最初の囀りはグズリみたいだが段々調子が良くなってくる。
ロックのドラムや法華の太鼓みたいに。
若い雄は先輩の旨い発声を見習って鳴き出して来る。
早春の野はウグイスの学校みたいだが。
野鳥の動きも活発になり、あちこちの林や森で色々と見かけるようになってきた。
囀りは縄張りの宣言みたいなものでやがて巣作りが始まってくる。
野山に行くのも楽しくなる季節だ。
木の芽も色々でてくるし、フキノトウ探しも出来る。

 こうなってくると人間も元気が出てくるのか移動が活発化してくる。
景気は製造業では回復したらしいが、サービス産業までは良くなっていないようである。
今年は退職者やら年金受給者が大量に増えてくるようで、ここの消費拡大に貢献を期待している。
今は季節の新鮮な野菜を食して、元気をつけ春らしくぱぁーっと行きたいものである。
クマも冬眠から覚めるとまず早春の野草を食べると聞いている。

 近くの観光地では梅が満開となった。
小さな私の植え込みでも、まだ寒い風に吹かれながら三寸菖蒲が空色の花を咲かせている。
太陽の光はそれでも徐々に暖かくなり私の心もそぞろ浮き浮きとし始める。
また花探しが出来る楽しい季節が訪れてきた。




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