花の里日記 2009.5.17 110
日曜日 見事な新緑
この所長く晴天の日が続いている。
山に植えていた野草たちは枯れそうで水遣りが大変であった。
しかし遅い山の新緑は見事で、柔らかなパステル調の濃淡の変化と
色幅があって素晴らしい。
こんな落葉樹の新緑は生まれて初めて遭遇した気もする。
今年は早めに暖かくなったりまた寒気が来たり、それに雨が少なかった。
それと強い霜もこなかったので木の芽はなんとか枯れる事はなかった。
色々な環境の変化がこの美しさをもたらしたものだろうと思う。
そのせいか一部の木の花が盛り上がって咲いている。
山桜が咲き終わってから咲く霞桜があるが、普通は枝に散らばって
カスミに見えるものである。
それが山桜並に木いっぱいに花をつけて名前とは違う満開桜になってしまった。
見ていてそれは楽しいものではあるが。
また男ヨウゾメの白い花はまるで星を散らしたように咲いている。
沿岸地方の庭のピラカンサスも白い花を枝一杯に咲かせて町家の垣根を飾っている。
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