こはうちわかえで(小羽団扇楓)Acer sieboldianum
【かえで科かえで属】 分布地 九州以北

秋11月に紅葉、1本の木で黄色から赤まで色が変化する
すこし高地の山に生える  いたや名月と呼ばれ風情がある
花は5月に枝より垂れて咲き花色は薄黄色  雄花と両性花がある
葉は7から9まで深く割れている  若い芽には白い短毛がある
若葉は雨傘を拡げた形になり面白い  葉の径6〜8cm程度
高さ10mまでの落葉高木  尾根の小羽団扇楓の紅葉
画像の上にMPを乗せると葉の拡大写真に変わる
下に黄葉の写真があり葉色が微妙に変化する(画像も変わる)

低地に移植すると枯れるので栽培には注意する事(標高700m位)
またかみきり虫が幹を食害するので注意
私も好きな木で庭に植えている

  葉が大きいはうちわかえでを見る
  同じく少し高地に生えるこみねかえで
  普通の山地に生えるいろはもみじを見る

 さまざまに  錦ありける  み山かな
           花見し嶺を  時雨(しぐれ)染めつつ
       西行 

用途:家具、器具など

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