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キリギリス (きりぎりす科) 2003.8
体長50mm程度
キリギリスは、たくさん花の里に繁殖している。早くから暑い夏であった。鳴いているキリギリス(雄は尾に長い卵管を持っていない)を取つて、春九州の日奈久温泉(昔の温泉情緒がある)に竹細工を手作りしている店があり、そこで買ってきた竹の丸い虫かごに入れていた。
玄関に置いていたが慣れてくると鳴きだした。いかにも夏がきたようで楽しい。しかし3日もすると餌や花の里の植物もなくなりなんだか可哀想になりだした。吉和に行く用事があったので元の畠へ戻してやった。しかし主がいない虫篭がある玄関先は今は寂しく暑苦しく思われた。伊万里の風鈴だけがチロリンと鳴っていた。
鳴き声は チョン ギース、 又はギース ギース
2003年は秋まで鳴いている 良く見ると目玉ぎょろりだ
暑い朝 ものうげに鳴く キリギリス 山帰来
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